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06月09日-01号

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  1. 東村議会 2022-06-09
    06月09日-01号


    取得元: 東村議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 4年 6月定例会(4回) △令和4年第4回東村議会定例会会期日程                                  自:令和4年6月9日                                        9日間                                 至:令和4年6年17日┌───┬────┬──┬────┬─────────────────────────┐│日 次│月 日 │曜 │会議区分│摘        要               │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第1日│6月9日│木 │本会議 │1.開会宣告                   ││   │    │  │    │2.会議録署名議員の指名             ││   │    │  │    │3.会期の決定                  ││   │    │  │    │4.議長諸般の報告                ││   │    │  │    │5.一般質問                   ││   │    │  │    │6.行政一般報告                 ││   │    │  │    │7.提案理由の一括説明              ││   │    │  │    │8.議案の内容説明                ││   │    │  │    │9.散会宣告                   │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第2日│6月10日│金 │休 会 │議案研究                     │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第3日│6月11日│土 │休 会 │議案研究                     │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第4日│6月12日│日 │休 会 │議案研究                     │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第5日│6月13日│月 │休 会 │議案研究                     │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第6日│6月14日│火 │休 会 │議案研究                     │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第7日│6月15日│水 │委員会 │1.補正予算審査特別委員会            ││   │    │  │    │2.条例審査特別委員会              │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第8日│6月16日│木 │休 会 │議案研究                     │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第9日│6月17日│金 │本会議 │1.委員長報告                  ││   │    │  │    │2.質疑、討論、採決               ││   │    │  │    │3.閉会宣告                   │└───┴────┴──┴────┴─────────────────────────┘┌─────────────────────────────────────────────┐│令和4年第4回東村議会定例会会議録                            │├─────────┬───────────────────────────────────┤│招集年月日    │令和4年6月9日                           │├─────────┼───────────────────────────────────┤│招集場所     │東村議会議事堂                            │├─────────┼───┬─────────────────┬───┬─────────┤│開・散の日時   │開会 │令和4年6月9日 午前10時00分  │議長 │港 川 實 登  ││及び宣言     │散会 │令和4年6月9日 午後3時21分  │議長 │港 川 實 登  │├─────────┼───┼─────────────┬───┼───┴─────────┤│出席(応招)議員 │議 席│氏   名        │議 席│氏   名        ││         │番 号│             │番 号│             ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │1  │池 原   太      │6  │神 谷 牧 夫      ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │2  │宮 城   準      │7  │比 嘉 重 範      ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │3  │伊 佐 真 次      │9  │港 川 實 登      ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │5  │仲 嶺 眞 文      │   │             │├─────────┼───┼─────────────┼───┼─────────────┤│欠席(不応招)議員│8  │池 原 憲 勇      │   │             ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │   │             │   │             │├─────────┼───┼─────────────┼───┼─────────────┤│会議録署名議員  │2  │宮 城   準      │   │             ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │3  │伊 佐 真 次      │   │             │├─────────┼───┴────┬────────┴───┴─────────────┤│職務のために出席 │事務局長    │比 嘉   誠                   ││した者の職氏名  ├────────┼──────────────────────────┤│         │書記      │神 谷 愛 子                   │├─────────┼────────┼────────┬────────┬────────┤│地方自治法第121│村長      │當 山 全 伸 │農林水産課長  │宮 城 調 秀 ││条により説明のため│教育長     │比 嘉 鶴 見 │教育課長    │仲 嶺 真 文 ││出席した者の職氏名│会計管理者   │宮 平 勇 二 │        │        ││         │総務財政課長  │宮 田 健 次 │        │        ││         │企画観光課長  │又 吉 一 樹 │        │        ││         │住民課長    │金 城 幸 人 │        │        ││         │福祉保健課長  │平 田 尚 樹 │        │        ││         │建設環境課長  │上 原 朝 文 │        │        │└─────────┴────────┴────────┴────────┴────────┘ △令和4年第4回東村議会定例会議事日程表(第1号) 令和4年6月9日開 会 午前10時┌────┬─────┬──────────────────────────────┐│日程番号│議案番号 │件        名                    │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│1   │     │会議録署名議員の指名(2番 宮城 準君・3番 伊佐真次君) │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│2   │     │会期の決定                         │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│3   │     │議長諸般の報告                       │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4   │     │一般質問                          │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│5   │     │行政一般報告                        │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│6   │     │提案理由の一括説明                     │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│7   │報告第2号│令和3年度東村一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について  ││    │     │                     (内容説明・質疑)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│8   │報告第3号│令和3年度東村簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書報告││    │     │について                          ││    │     │                     (内容説明・質疑)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│9   │報告第4号│専決処分の承認を求めることについて             ││    │     │(慶佐次団地建替工事(建築)請負契約の変更について)    ││    │     │                     (内容説明・質疑)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│10   │承認第1号│専決処分の承認を求めることについて             ││    │     │(東村税条例の一部を改正する条例について)         ││    │     │                        (内容説明)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│11   │議案第27号│東村議会議員及び東村長の選挙における選挙運動の公費負担に  ││    │     │関する条例について                     ││    │     │               (内容説明・質疑・委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│12   │議案第28号│東村固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について   ││    │     │               (内容説明・質疑・委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│13   │議案第29号│令和4年度東村一般会計補正予算(第1号)          ││    │     │               (内容説明・質疑・委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│14   │議案第30号│令和4年度東村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    ││    │     │               (内容説明・質疑・委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│15   │議案第31号│令和4年度東村簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)    ││    │     │               (内容説明・質疑・委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│16   │同意第2号│固定資産評価審査委員会委員の選任について          ││    │     │                        (内容説明)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│17   │同意第3号│東村監査委員の選任について                 ││    │     │                        (内容説明)│└────┴─────┴──────────────────────────────┘ △令和4年第4回東村議会定例会議事日程表(第1-2号) 令和4年6月9日開 会 午前10時┌────┬─────┬──────────────────────────────┐│日程番号│議案番号 │件        名                    │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4   │     │一般質問                          │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-1 │     │宮城  準「職員の人事評価について」            │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-2 │     │神谷 牧夫「令和4年度 各字からの要請について」      │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-3 │     │比嘉 重範「老人福祉関係についてと宅地整備について」    │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-4 │     │伊佐 真次「これまでの一般質問の確認」           │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-5 │     │仲嶺 眞文「赤土対策について」               │└────┴─────┴──────────────────────────────┘ ○議長(港川實登君) おはようございます。ただいまから令和4年第4回東村議会定例会を開会します。(10時00分) 本日の会議を開きます。 申し遅れましたけれども、池原憲勇議員が本日体調が悪い、微熱があるということで欠席届が出ておりますので報告しておきます。 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、2番、宮城準君、3番、伊佐真次君を指名します。 日程第2.会期の決定の件を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日6月9日から6月17日までの9日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 「異議なし」と認めます。したがって、会期は、本日6月9日から6月17日までの9日間に決定しました。 次に、議長諸般の報告に入る前に、1番、池原太君から、本人傷害事件に関し村民の皆様に謝罪をしたい旨の申し出がありましたのでこれを許したいと思いますが、異議はございませんか。(「異議なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 異議がないようですので、これを許したいと思います。1番、池原太君。 ◎1番(池原太君) このたびは私ごとで村民の皆様、村長、行政の皆様、その他関係者の皆様に多大な御迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。 今回、私が起こしたことはあってはならないことと深く反省しております。妻とも話し合い、今後は家族でゼロからやり直し、今後このようなことがないように精進してまいります。このたびは、村民の代表である議員として皆様に不快な思い、御迷惑をおかけしてしまったことを心より謝罪いたします。大変申し訳ありませんでした。 ○議長(港川實登君) ただいま太議員から謝罪の言葉がありましたけれども、私を含めて議員は、村民の声や考え方を議会に届けて村民の福祉の向上に資するというのが大きな役割だと考えております。 であるならば、日々の行動は公私にわたって清廉潔白でなければいけないと考えております。今後、議員活動、議会活動に専念していただきたいと思います。 日程第3.議長諸般の報告を行います。 まず初めに、公務の報告でございます。 4月22日は、沖縄振興拡大会議が沖縄県立武道館で行われ、参加しております。 5月15日は、沖縄復帰50周年記念式典が沖縄コンベンションセンターで開催され参加しております。 5月26日は、北部市町村議会議長会第1回理事会・定例総会が北部会館及び名桜大学北部生涯学習推進センターにて開催され、参加しております。 5月30日は、全国町村議会議長会主催による令和4年度町村議会議長・副議長研修会が東京国際フォーラムで開催され、副議長と参加してまいりました。 以上、議長の公務の報告でございました。 次に、地方自治法第235条の規定により、例月現金出納検査の結果報告書をお配りしております。議員各位お目通しをお願いします。 請願・陳情・要請書について申し上げます。 3月から6月までに受理された陳情第3号から陳情第8号までの6件となっております。付託一覧表とその写しを配付しておりますので、各自お目通しをお願いします。 公共工事発注状況について、報告書が提出されておりますので、確認をお願いします。 これで、議長諸般の報告を終わります。 日程第4.これより一般質問を行います。 この際、申し上げます。一般質問は、順番に一般質問席にて行います。質問時間は答弁を除いて20分とします。 発言を許します。2番、宮城準君。 ◆2番(宮城準君) おはようございます。一般質問を行います。 質問事項は、職員の人事評価についてであります。 昨年9月定例会において同様な質問を行ったところ、村長の答弁では連絡調整会議で意見交換を行い、目標レベル設定基準表、達成度基準表の見直しを行い、年度末の業務評価、能力評価を行うとのことであったが、どのような見直しを行い、評価は予定どおり実施したのか、活用の状況及び見通しについて伺います。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) おはようございます。 それでは、宮城議員の質問にお答えいたします。 初めに、令和3年度の人事評価の実施状況について御説明申し上げます。 職員は、個別に年間の目標設定を4月末までに行い、5月に期首面談、その後は各課で必要に応じた進捗状況確認などの面談、3月に自己評価及び期末面談を経て評価を行ってまいりました。また、昨年10月以降については連絡調整会議2回、職員を対象とした人事評価研修を2回開催しております。 連絡調整会議では、昨年4月に変更した人事評価シートや目標レベル設定基準表、達成基準表について検討を行い、委員により職種ごとに基準項目、表現に変更したほうがよいのではないか等の意見がありましたが、評価の一連の流れを確認する必要があることから、令和3年度においては見直しを行わずに評価を行っております。本年度は各課との意見交換を行い、実情に沿うよう見直しを検討してまいります。 評価に対する活用については、まだ人事評価を実施して間もないことや様式の見直し、評価者による評価基準の統一、平準化を確立してから活用してまいりたいと思っております。 以上、答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 答弁を見ますと、なかなか進んでないという感じですね。基本的に、人事評価の規定見ても年に2回は最低しないといけないわけですよね前半後半と。 何でそれをするかといったら、やっぱり勤勉手当等そういったものに反映させるという大きな目的があると思うのですけど、実際ちょっとそれができてないという今答弁にしか思えないのですが、実際上今まだ整ってないから評価には至ってないということなんですが、今年やった評価はいつ反映するのですか。普通であれば年度末になれば次の6月の賞与等に反映されるべきだと思うんですけど、次の評価はいつ考えてますか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) ただいまの御質問にお答えします。 評価の適用についてなんですけども、本来ならば期末勤勉手当の評価になるわけですけども、先ほど村長から答弁がありましたとおり、評価者による評価基準の統一とか標準化がまだおのおのちょっと確立されてないもんですから、それを確立してから活用したいと思っております。 したがいまして、今年まではちょっと標準化、基準の統一化を行い、できれば次年度以降を目指してるところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) たしか昨年の答弁では、結局今の評価では何といいましょうか東村に見合ってないと。だから少し簡素化をしたいと、そして見直しますよというような話だったんです。実際規程等見ても、答弁にもあるように評価基準の見直しをしてないといことです。 統一した基準表と言ってるのですが、今人事評価の部分は統一した基準表はあるわけですよね。今の答弁では何を言っているのかなと、そのようにしか僕は思えないんですけど、少なくとも評価書があるわけですからそのとおりやればおのずと結果は出てくるのかなと。 評価書があまりにも細かいのであれば、それを見直すということだったのかなと僕は個人的には理解してたのですけどそうでもないようですので、せっかく規程があるわけですからそのとおり職員に、あるいは第一評価者、課長等に、2回もそれについて勉強会もしているみたいですので、その辺徹底すればできるんじゃないですかね。その辺どう思います。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) はい、お答えします。 昨年4月に様式は一旦見直しております。それについて、去年はいろいろ自己評価、あと評価者評価をやってるわけなんですけども、自己評価自体もちょっと評価の中であいまいな点があったり、それから評価者、課長になるわけなんですけども、課長の中でもちょっとなかなか悩んでる部分があったりするようでありますので、その辺はもう少し煮詰めていきたいと考えております。 以上です。
    ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 課長等の人事異動もあって、うまくまだその辺の引継ぎができてないのかなということも理解はできますけど、早めにそういう統一的なものを確立していただきたいなと思います。 そこで、実は当初予算の中に資料としてこういう給与費の明細表、特別職あるいは一般職等々の前年との比較表があるんですけど、その中で非常に気になる部分があるのですが、昨年ですか職員が全て特別昇給されてるようなふうに見えたのですけど、そのように職員、特別昇給されていたということで理解してよろしいですか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 特別昇給といいますか、令和3年度において昇給は通常でない昇給ていうんですかね、見直しを15名行っております。通常によらない昇給については、これまで過去にも行っていると承知してるところであるんですけども、昨年については通常より多く昇給を実施しております。これは、給与の是正と考えておりまして、規則の級別資格基準表でもありますが、それに少しでも近づけるという意味で見直しをかけているところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 特別昇給をした人たちは、限られた人数が特別昇給したということですか。それともこの表というか見たら、特別昇給をした人たちは相当な範囲で特別昇給したように見えるんですが、今答弁あった15名に限って特別昇給したという理解でいいですか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 令和3年度におきまして、先ほど議員ご指摘のとおり15名となっております。この15名につきましては、いわゆるラスパイレス指数があります。国の基準が100とした場合に市町村がどうなるのかという基準がありまして、それがおおむね80%を切ってる職員を対象に引き上げてるていうか、目標を掲げて対象として引き上げてるところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 分かりました。特別昇給がどういうときに特別、今ラスが低いから特別昇給しましたということなんですが、条例あるいは昇給に関する規則等でどんな形で定義されてますか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 規則の中で27条ですかね、の条文下では、例えば出向だとか表彰を受けた場合には昇給できる旨書いてはおりますけども、一方32条では給与の訂正ができるていう条文があります。その条文を今回は適用してるところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 27条のことを言ってますが、基本的に特別昇給の場合は28条が適用されると私思うんですけど、その条文を今読み上げると、勤務成績が良好である職員が生命を賭して職務を遂行し、そのために危篤となりまたは著しい障害の状態となった場合、その他特に村長が必要と認められる場合にはあらかじめ村長の承認を得て村長の定めにより条例第8条第4項により昇給させることができるということです。条例第8条の4項というものは、職員の昇給は1年間に起きるそのものの職務の勤務の成績において行う、いわゆる人事評価をして行うということなんですよ。 それと、その昇給させる場合は当該職員の勤務成績については、そのものの職に就いている監督する地位にあるものの証明を得て行わなければいけないと。これ全部村の条例規則にのってることなんですよ。 ですから、人事評価は早目にしないと条例規則の違反になりますということなんです。その辺やっぱり条例規則でうたわれてるわけですから、早目に人事評価というものをしなければ大変危惧される状態にあるというふうに言わざるを得ないと思います。 職員の給与そのものを上げるということは職員にとっていいことであるし、また自分の職務の評価をされたということでありますのでそれは大変いいことであります。本村の場合上位法、地公法で定められてるこの人事評価そのものをしてないということですから、近隣の市町村、大宜味、国頭も全て人事評価に基づいてやってます。その辺については、ぜひ早目に完全実施をするようにお願いをしたいと思います。 そこで、次年度からというような話になるのですが、少なくとも次年度それを評価する、何ていいましょうかね基にするんであれば、今年少なくとも2回は、前期後期やって地ならしをして次年度につなげていくということをしなければいけないと思いますが、再度聞きますけどその辺実施できますか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) ただいまの質問にお答えします。 次年度から目指すわけでありますけども、先ほど議員の指摘がありました前期後期ていうのがうたってはあるんですけども、次年度ていうか当面の間は前期後期を分けずに年間を通して今やろうかと思っているところであります。 それにつきましては、なかなかやっぱり評価の基準が半年では分かりづらいていうとこもありまして、今調整会議の中ではとりあえず1年を通した評価をしたいということでありますので、まずは1年間通した評価を実施したいと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 1年を通しての評価でもよろしいかとは思いますが、少なくともそういうことであればせっかく自分たちの規程をつくってるわけですから、それに基づいて東村はやってますよということは私は確立すべきだと思いますので、ぜひ考えていただきたいと思います。 そこで、昨年から臨時、賃金職員から会計任用制度に職員なってますけど、今本村の会計任用職員の人数調べたら84名の職員がいるようですが、会計任用の職員について人事評価どう考えてますか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 会計任用職員の人事評価につきましては、当然すべきだとは考えておりますけどもまずは職員の人事評価をしっかりして、その後に会計任用職員についても行っていく考えであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) それで、会計任用職員の服務規程はどうなっていますか。 しばらく休憩します。                                    (10時25分) 再開します。                                        (10時28分) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 会計任用職員の職員服務規程についてなんですけども、ちょっと今、職員の服務規程はあるんですけども、会計任用職員については、ちょっとまだ整備されてない状況であります。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 私も調べてみました。そこで、あえて聞きました。 服務規程がまだ整備されていません。従来の臨時的任用の服務規程はあるんですけど、会計任用制度になっての服務規程は整備をされていません。ただ、会計任用職員については、地公法の中で、一般の職員と同じに服務規程はあるというふうな形、上位法で示されていますので、ぜひ、それを見ながら、早めに整備をして頂きたいというふうに思います。 どうしても、そういう部分を整備しとかないと、何かあった場合、その対処、根拠となるものがないという形になりますので、早めに整備をしていただきたいというふうに思います。 人事評価について、なかなか進まなくて、ここに来て、やっと進んでいるような気もします。この1年間、なかなか前に進んでない。ぜひ、本腰を入れて進めていただきたいなというふうに思います。 実は、なぜ、そういうことを申しますかというと、去った沖縄県市町村課から出されている市町村行財政等の状況の中で、人事評価を行わなかったということで、訴訟をされている県もあるんですよ。職員が単純に人事評価をしないで、賞与あるいは昇給等は違反ではないかという事案も掲載されておりますので、そういうことも起こり得る可能性があるわけですから、ぜひ、そういうことがないように、取り組んでいただきたいと思います。 それと、県内の人事評価活動状況、評価、活用している状況は、そんなにまだ多くありません。13市町村でしたか、北部は割と進んでいるほうで、6市町村でしたか、やっているようですが、隣の国頭、大宜味は、賞与、給与含む全て活用されていますので、私たち3村は、行政事務組合を3村でやっていますので、その辺との業務を進める中でも支障するおそれも私は出てくる可能性があるのかなと思いますので、ぜひ、早めに完全実施ができるように取り組んでいただきたいと思いますが、最後に、その辺、どう考えますか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 貴重な御意見ありがとうございました。去年から実際やり始めているんですけども、近隣の大宜味、国頭の意見を参考にしながら早急に取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) ぜひ、早急に取り組んで、せっかく職員が昇給あるいはそういう部分にあったときに、これは何に基づいてですかと言われたときに、基づかなくて、そういうことがなされているということの誤解が起こらないように、ぜひ、人事評価を早めに進めて、適正な昇給、給与の適正化に努めていただきたいと思います。 これで終わります。 ○議長(港川實登君) これで、職員の人事評価についての一般質問を終わります。 次に、6番、神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) それでは、一般質問いたします。 令和4年度各字からの要請について伺います。 毎年、数十件の要請がある中、担当課で内容を十分に精査した上での実施計画だと思います。 1つ、各字からの要請件数と今年度予算化し、実施済みと未実施件数とその内容、また、次年度以降に計画されている案件がありましたら、その数を。 2つ目に、今年度予算化されず、今後も実施計画のない案件とその内容、要因です。 3つ目に、継続要請で予算化できない案件とその要因をお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) 神谷議員の質問にお答えいたします。 村では毎年、年末に各字から要請を受けて、次年度以降に実施可能か否か等を含めて検討し、予算化を行っているところであります。 1点目の要請件数等につきましては、昨年は高江区を除く5字から新規要請が24件、継続要請が26件となっております。このうち、令和4年度に予算化したもの、また、予算化を伴わない案件など実施見込みについては15件で、そのうち事業実施済みは3件で、未実施は12件であります。 実施済みの内容につきましては、平良共同墓地の転落防護柵設置、村営体育館付近の村道ガードレールの設置及び宮城区公衆トイレ等の解体となっております。未実施で予算化されたものについては6月以降順次実施してまいります。予算化されていないもので、国道、県道の歩道設置要請などは、県など関係機関へ継続要請してまいります。伐採などについては、各区と調整を図りながら検討してまいります。次年度以降の計画については、現場確認後、まだ修繕に至らなく、経過観察することが適当と考えられる箇所があるなど、計画、実施に至ってない状況であります。 2点目の今年度予算化されず、今後も実施計画のない案件とその要因及び3点目の継続要請で予算化できない案件とその要因については、関連いたしますので併せてお答えいたします。 各字からの要請については、その重要性、緊急性、必要性、経済性などを考慮して実施をしてまいりますが、新規、継続要請で多額の費用を伴うものについては、村単独事業では、財政的な面もあり、補助事業の活用を模索しながら検討、実施を目指してまいるところであります。 また、軽微で維持管理的であるものについては、各区と調整をしながら行うこととしております。 以上、答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) ありがとうございます。それでは、この実施見込みの15件のうち、3件が今済みということでしたので、残りのこの12件につきましては、どの字のどの要請が今回予定されているのか、お聞かせください。 各々言われても分かりませんので、各字から順番にお願いします。 1番最初、有銘区のほうから順次お願いします。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 初めに、有銘区でございます。有銘区につきましては、予算化しているものが防犯灯の設置であります。 続きまして、慶佐次区です。慶佐次区につきましては、土地改良内の土砂撤去です。 続きまして、平良区です。平良区につきましては、シンガー(椎川)共同墓地とソーハミ(潮上川)付近の防護柵、これにつきましては、完了しているところであります。 続きまして、川田です。川田につきましては、東宅老所前の排水路の改善です。それから、松くい虫関係の伐採です。 宮城区につきましては、公衆トイレが完了しておりまして、宮城16号の農道堆積土砂撤去は予算化しているところであります。 以上につきましては、予算化しているものでありますけども、残りにつきましては、要請、国とか、県とかの要請です。例えば、歩道設置とか、米軍機の民地上空停止など、それにつきまして、7件につきましては、今後も引き続き要請していく考えであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 先ほどの説明にもあったように、国・県との関わるものについては、そこと調整しないと、単独ではできないはずなんですが、具体的に、例えば、国・県とのもので、1番多く要望されているのが宮城区の県道沿いのものになっているんですが、それは実際、県のほうにお願い、要請か、要望か、されているのか、この辺をお聞かせください。その結果がありましたら。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 宮城区からの要請というと、歩道の件でよろしいでしょうか。この前も県のほうに要請をしているところなんですけれども、県道70号線ということで、実施は非常に厳しいというお答えは受けています。県の言うことでは、利用者が見えるのかと、少ないでしょうというようなこともありましたし、ほかにも58号線の西側なんですけれども、そこの歩道を設置されてないところもあるということもありますので、多分、県においても、優先順位とかということもあるのだろうというふうに考えているところです。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 分かりました。もし、県の管轄であるんですけども、県が、今おっしゃるような優先順位、後回しになるんでしたら、使って不便をしているのは村民ですので、村単独というか、勝手にできるのか、どうか、その辺を聞かせて。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 県の管理施設ということでありますので、多分、村が勝手に歩道設置するというのはできないだろうと思っています。道路敷ということもありますので、それも含めて、ちょっと尋ねてみたいと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) あと、もう1件は、慶佐次区の6班から、6班じゃないんですかね、団地から6班に下りてくる道です。あそこは僕も1回通ったことあるんですけど、車で通れないような状態になっているんですけども、ここの整備とか、そういったのは今回も考えられてないみたいなんですけど、その辺について、ちょっとお聞かせください。どうなっているのか。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 慶佐次6班からの第二団地に下りる坂道というか、道だと思います。これは調べてみると、私有地になっているようですので、そこら辺については、今後また協議しながら、必要なのかどうかというのを含めて検討させていただきたいと思っています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 私有地というのは私も知りませんでしたけども、実際、こちらを、ここの道を活用する住民は必要としているのかどうか、この辺を一応、これ、字かどっかが調査しているのか。それとも役場のほうで、この辺、把握しているのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 実際に慶佐次区から要望として12月上がってきておりますので、利用したい、あるいは、今も利用されている方がいるのかもしれないと思いますので、区としては、利用する、要望というんですか、地域住民からの要望はあるんだろうというふうに考えているところです。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) であるんであれば、区から要請もされているわけですし、また今答弁にあったように、私有地ということでしたら、区と調整して、そのような早期に解決してもらいたいと思いますけど、その辺どうですか。区と一緒になって、この私有地の買上げなり、区で買い上げるのか分かりませんけど、この辺調整して、早期にできないか、どうか。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 もう一度、調査させていただいて、利用しなければいけない状況が生まれるようであれば、また区といろいろ調整して、整備に当たりたいと思っています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) もう1点は、平良区の新規要請なのですが、村道宇出那覇2号線というのは、村道と書いているから村道だと思うんですけども、ここのセンターラインのことは、すぐはできないのか、難しいのか、その辺をお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 平良区にある村道宇出那覇2号線、青年体に上がる道になりますね。大宜味のほうに抜ける農道になりますけれども、それは村道ではあるんですけど、管理といいますか、これは公道ということになりますので、警察のほうの、沖縄県公安のほうで実施するということでありますので、それは地域から要望があるということで、要請というか、お話はしているところです。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 分かりました。ぜひ、関係機関には要請されているみたいですので、なかなか動かない場合は、再度、要請なり要望なりをしていただきたいと思います。 それから有銘区の件なんですが、ここに継続でずっと、継続というか、その前に特定外来のツルヒヨドリ駆除の協力、これ教育委員会の事業か何かであったような気がするんですけども、これは、これと関係はどうなっているんですか。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 教育委員会の事業とちょっと違いまして、教育委員会のほうは、慶佐次の河川のほうの国定公園ですか、ということになっています。これは別で、土地改良のもので、一部、ツルヒヨドリが見つかりましたということで、駆除してほしいということでありました。その件につきましては、県の事業がありましたので、それに手を挙げていたところなんですけども、県のほうから、事業採択に至らなかったということで、ちょっと、また、別の手段を考えていきたいと思っています。当初予算で計上していたんですけれども、内示のほうで、補助できなくなりましたので、すみませんが、別の手段を考えていきたいと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) このツルヒヨドリについては、繁殖が、すごい勢いで繁殖しているということと、これが一旦定着してしまうと、生態系に、農作物にもすごい影響が出てくるというふうに言われています。ちなみに有銘区のほうで、今、こういうふうに確認されているんですけど、農林か、どこかに聞きたいんですが、他の地域でこういったのが確認されているかどうか、お聞かせください。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) すみません。建設環境課のほうでお答えしたいと思います。環境問題ということで、外来駆除ということで、建設環境課のほうで担当しております。ひどいところといいますと、先ほどおっしゃられたように、慶佐次のほうが非常にひどいという状況になっています。で、有銘ですね。あと平良のほうにも若干あるようです。高江のほうにもあるようですので、大分広がりを見せているのかなというふうに危惧しているところです。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) ということでしたら、先ほどの答弁であったように、有銘区だけじゃなくて、そういったところも含めて対応するような計画をなさっているのかどうか、聞かせてください。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 先ほども申し上げたとおり、計画は立てておりましたけれども、ちょっと事業採択に至らなかったということがありますので、今後、新たな手だてというか、それを県と相談していきたいなというふうに考えているところです。なかなか単費で行くとなると大分費用がかかるということで、今回も1,000万円以上の予算組みをしていたところなんですけども、ちょっと厳しいということがありましたので、別の手段をまた考えていきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) この件については、広がってしまうと、ますます費用がかかるので、なるべく初期に対応してやっていただきたい。これは各字の生産組合も一緒になって取り組めたらなと思っております。 それから、川田区の危険木なんですが、これも既に一部は済んでいるんですけども、それ以外の学校周辺の伐採については、これは、なぜ、今回できなかったのか。学校周辺と、それから川沿いのところですね、ごめんなさい。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 基本的には、地域の清掃活動というのは、地域の皆さんでお願いしたいということが基本になっております。それで、いろんな、コミュニティ事業だったかな、草刈り機とか、ブロアーとか、トリマーとかというのを購入されているかと思いますので、そこら辺を活用して、草刈りとか、そういったのは行っていただきたいというふうに区のほうに申し上げているところです。 あとは、危険木とか、どうしても重機使わないといけないというところについては、役場のほうで手だてをしたいというふうに考えているところです。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 具体的に言いますと、中村久男さんの住宅の後ろ側にある、あれは学校用地ではないんですか。私有地だったんですか。だから、てっきり、学校用地だと思うから、村のほうにお願いしたし、それから東村の教員住宅前、宗幸先生のお家があるんですけど、あれも河川が、ブロックが倒れそうになっているんで、それをH鋼の鉄パイプか何かで補強しているんですよね。それも個人では、ちょっともうできないんで、この辺ちょっとどうなっているのか。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 河川の擁壁が壊れている状況があるということなんでしょうか。すみません、ごめんなさい。質問じゃなくて、現場はちょっと確認させていただいて、ちょっと自分も初耳だったもんですから、現場を確認して対処させていただきたいなというふうに思います。(発言する者あり) ○議長(港川實登君) 私語はやめてください。教育課長、仲嶺真文君。 ◎教育課長(仲嶺真文君) ただいまの御質問にお答えいたします。 ちょっと今把握していませんので、調べて、また、御報告させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 後で、休憩のとき写真ありますので、お見せします。 それで、あと1件は、定住促進住宅の件。これは有銘区のほうから平成26年度から継続で要請されているんですが、これはまだ上がってないということでした。 この件について、実は6月1日に用地の選定委員会というのを開いております。たまたま、この中に、産業経済の委員長ということで、私が委員の中に入っていたんで、関連していますのでお伺いします。 これは、評価表をもらって、担当課のほうに提出しなさいということで、先ほど出してきました。その中で意見ということで書いております。前回までの、この選定委員会の中で今回上がってきた有銘区からの用地については、まず、防災の観点から、海抜5メーター以下であると。それから、急勾配、急傾斜の地域だということで、1回議会の特別委員会では調査費もカットされているところです。 それから、その以前に、今までは担当課のほうで、役場のほうで、こういった防災に問題のあるところは受付の段階で受理しておりませんでした。具体的に言いますと、川田地区の場合は、旧プール跡地、これは学校のすぐ目の前です。しかし、ここも海抜が低いということで受理してもらえませんでした。受付でカットされたんですね。そこと併せて、川田公園の隣、ここも河川沿いで5メーター以下ということで受け付けてもらえませんでした。どちらも川田区の周囲の中で、学校にも近いし、防犯上も非常にいいところです。そういったところを上げたんですけども、やはり、防災関係で、こちら受け付けてもらえませんでした。平良区の場合は、1番最初は旧役場跡地、ここもちょっといろいろ問題があって受付できなかったんですが、その後、旧老人福祉センター跡地ですか、あそこも一応上がりはしたんですけども、そういった観点から、あそこも受理されておりません。受理する前にあったかもしれません……。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫議員。ちょっと質問中ですけれども……。 ◆6番(神谷牧夫君) そういったことで、していませんけども……。 ○議長(港川實登君) ちょっと待ってくださいね、ちょっと待ってくださいよ。通告書の中身から言うと、要旨とか言うと、少し離れているかなと思いますけれども。 ◆6番(神谷牧夫君) これ字からの要請書のことを今言っている。平良区の話も、有銘区から定住促進住宅の建設要望を26年から要請されている。これをなぜできなかったかということを今質問しているんですけど。 ○議長(港川實登君) 答弁は。(発言する者あり)建設環境課長、答弁できますか。(発言する者あり) じゃあ、続けてください。(「休憩」と言う者あり)続けてください。 ◆6番(神谷牧夫君) どこまで進んだか、もう忘れてしまったんですけども、ということで、防災の関係から、そういった低いところは受け付けておりません。また、有銘区についても公民館前の隣地要望したんですけども、そこも受け付けてもらえませんでした。 今回上がってきたんですけども、これは字からの要望ということで、受け付けて、これを進めているのかどうか、この辺、お聞かせください。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 有銘区からの定住促進住宅集合型の要望については、御承知のとおり委員会にかけておりますので、その旨、受け付けて審議にかけているというところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 今、説明したとおり、今、受け付けて進めているということなんですが、前回と今回、どうして、受理不受理の基準が変わったのか、その辺あれば、お聞かせください。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 委員会のほうで却下、課で却下したということ、(「受付で」と言う者あり)受付で、役場の受付、すみません、ちょっと、そこ辺は確認してお答えさせていただきたいと思いますけれども、特に受理せず返したということはないかと思いますので、そこはちょっと調べてみたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) この辺は、一応、もしかしたら、受理して、もう一度、再検討してくれということで返したのか、この辺は確認してください。 村長にお伺いします。この定住促進団地ですね、宮城区のほうも上がっています。もちろん、今、有銘区からも上がっているんですが、防災の観点から村長は従来の基準を見直して、そういった低位置、危険性のあるところも選定として考えているのかどうか、伺います。 ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。
    ◎村長(當山全伸君) ただいまの神谷議員の質問にお答えいたします。 今回、区から再度の要請があるということで、我々としては、区の意向を最大限に尊重すると。前回、そこは低位置だということなんですが、実際そこを埋め立ててやるという話になると、僕なんかの70年余りの、この有銘で生活しているのは、そこまで上がったためしがない。ただ、津波を想定したということになると、これ村全体を見直すことになるわけですね。これ当然やらんといかんだろうけど、果たして、これができるのかどうかという、ちょっと危惧しているところ。例えば、ハザードマップによると、有銘、津波が来ると有銘地域全員が水没、全体が水没すると、その場合の村づくりを、じゃあ、どうするかという形になると思うんですが、そこら辺は金もかかるし、これから地域の皆さんとそこで議論しないといかんじゃないかなと思っているわけなんですが、過疎地域の大きな対策というのは、定住住宅の確保、さらには地域での雇用の確保、これが大きな柱になるんじゃないかなと思っております。向こうのこの地域は、マップにも実際かかってないし、さらに、300メーターも行かないですかね、安全地帯になるんですね、避難する経路、これは県道を使うと、すぐ避難できる。そういうことで、有銘区から再度要請が上がったんではないかなと私は考えております。 そういう面で、区の地域の活性化に非常に必要な施設だということで、そこは上がってきたので、委員会に諮問したということであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 各地域、それから、また、村が発展するためにも、この定住促進住宅は必要ですし、人口の増加はぜひ必要だと思います。ですから、平成26年から有銘区は要望しているんで、1日も早く有銘区でできるようにと思っております。ただし、この場所は、先ほども言っているように、急傾斜危険地域の隣に隣接しています。わざわざデメリットのあるところにそれをやるべきか。そして平成11年、東日本の大震災のときは、こちらで防災について、私も一般質問しました。そして同僚の仲嶺議員も一般質問して、彼が琉大の専門の先生から、すばらしい資料も持ってきております。特に湾内で、ああいうところは、予想の数倍の早さで津波が到達すると。だから、ほかのところと同じような考えではいけませんよという一般質問なさっておりました。そのおかげで、高台に避難公園も有銘のほうはできたと思います。そういったことを踏まえて、また違う場所をぜひ選定していただき、特に、私は、議員は、住民の生命・財産を守るということで、今、やっていますので、ぜひ、この辺は考えていただきたい。特に委員会の中でも、出席者1名を除いて全員が反対して調査費をカットしております。今回調査費がついていますけども、まさか同じ場所を選定するとは思っておりませんでしたので、今回上がってきたのはびっくりしてはいるんですけども、その辺を踏まえて、住民の生命・財産を守るという観点から、ぜひ、村長もこの辺を考えていただきたい。委員会のほうで、また、この辺は議論すると思いますけども、ぜひ、この辺を考えていただきたいと思います。 以上で一般質問を終わります。 ○議長(港川實登君) これで、令和4年度各字からの要請についての一般質問を終ります。 次に、7番、比嘉重範君。 ◆7番(比嘉重範君) では、一般質問を行いたいと思います。 老人福祉関係についてと宅地整備について。 1、社会福祉協議会では、介護予防のため、ふれあいサロン事業があります。週2回の計画で行っていると伺っていますが、食事代(弁当代)が1回で500円、月8回となると4,000円の個人負担になります。そのため、ふれあいサロンに参加できない方もいるとの声が聞こえました。東村として、ふれあいサロンの参加者全員の食事代(弁当代)全額助成あるいは半額助成はできないのか、伺います。 2、平良地域では住宅を建てたくても宅地がなく、土地を購入しようとしても農振地域で面積が大きく分筆して購入するのに多額の金額がかかります。また、農振解除に時間がかかり、購入できない状況にあります。東村として、宅地の整備計画があるのか、お考えをお伺いします。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) 比嘉議員の質問にお答えいたします。 1点目について、現在、村から社会福祉協議会へ委託して実施しております、ふれあいサロン事業は、高齢者を対象に認知症予防事業、生きがいづくり事業、レクリエーション事業等を行うことにより、地域において自立した日常生活を営むことができ、健康で生き生きとした老後生活が送れることを目的に、現在、毎週月曜日と金曜日に東村社会福祉協議会において実施しております。その中において、昼食の費用として、1人当たり500円の負担をお願いしているところであります。 現状において、直接利用者からの負担軽減の要望は聞いておりませんが、議員御指摘の事例も踏まえ、助成の可能性等については、関係者等から聞き取りなどを行ってまいりたいと考えております。 次に、東村として、宅地の整備計画があるのかとの質問にお答えいたします。 令和3年3月に策定された東村むら・ひと・しごと創生総合戦略において、令和7年度に20区画の住宅用地の整備を目標に掲げております。現時点におきましては、具体的な計画はございませんが、これから各地域のニーズなどを踏まえ、検討してまいりたいと思っております。 以上、答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 比嘉重範君。 ◆7番(比嘉重範君) 社会福祉協議会が行っている事業ではありますけども、500円、1回につきという形で、負担が大きいということで参加できない方もいると聞いています。これは社会福祉協議会が事業を行っていますけども、弁当代、要するに食事代、社会福祉協議会では、助成することができないので取っていると思います。これについて、総務が、今、関係者等から聞き取りを行ってまいりたいと考えておりますということですけども、助成しようとは考えてないのか、お伺いします。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、平田尚樹君。 ◎福祉保健課長(平田尚樹君) ただいまの質問についてお答えいたします。 答弁書で、いろいろな関係部署から、いろいろ聞き取りをしたいということで答弁させていただいております。また近隣のほう、ちょっと参考にさせていただきたいなと思っています。ちなみに、大宜味村あたり、食費で350円、国頭村は食費400円、送迎費200円、おやつ100円ということで、計700円取っております。そういった観点から、利用者の負担等もいろいろ、これから、どういうべきであるかというものをちょっと検討させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 比嘉重範君。 ◆7番(比嘉重範君) 他の地域と比べるということはあまりしないで、私は、村でできることは村でやっていただきたいと要望をしておきたいと思います。 それから、住宅関係については、20区画の住宅用地の整備を目標に掲げていると。ただし、具体的な計画はありませんということでありますけども、私は、平良区では、この行政、役場等のあるこの地域、上道バル地域で、ぜひ、村として、住宅地域を村民のほうから聞き取りをしながら用地を購入して、高台でもありますので、この近くに、ぜひ、早めに、住宅地域の整備を行っていただきますよう要望して終わります。 ○議長(港川實登君) これで老人福祉関係についてと宅地整備についての一般質問を終ります。 しばらく休憩します。11時20分まで休憩します。                        (11時12分) 再開します。                                        (11時22分) 次に、3番、伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 質問事項、これまでの一般質問の確認をしたいと思います。平成30年、31年と令和2年3月とガソリンスタンドの設置の質問をしていますが、その後、設置に向けての動きはどうなっているでしょうか。 令和2年1月、12月議会で高江の農道、村道を通行する米軍車両の通行を禁止するよう求めていましたが、いまだに米軍車両の通行が見られます。学校の前も通ります。今年、高江区長と村長が沖縄防衛局に要請行動があった後もまだ続いて通行をしている状況です。防衛局が注意を促す看板を設置していますが、完全に通行禁止を求めない限り今後も通行すると思われます。防衛局に事態を説明し通行禁止にするよう求めます。 令和2年9月議会で山村留学について質問していますが、進展はありますか。 令和3年3月議会でデジタルサイネージの質問をしています。店舗の広さの問題もあるかと思いますが、現在の設置場所は少し利用しにくいと感じますが、どう思いますか。 宮城区のイノガマから魚売店途中の歩道の設置を求めました。県に要請はしましたか。 令和3年12月議会において非核平和宣言碑の建立を求めました。進捗状況の報告をお願いいたします。 令和3年12月議会において平良区内の商店の設置を求めました。緊急的にプレハブ設置で営業を検討していきたいとのことでしたが、その後の動きはどうなっているのか。よろしくお願いします。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) 伊佐議員の質問にお答えいたします。 ガソリンスタンドの設置については、JAおきなわへの整備を要請してまいりましたが、地域及び通行の需要を合わせても、安定経営に必要な数量が足りないことに加え、今後さらに低燃費車の普及と少子高齢化における需要減少が予想されることなどにより整備は厳しい旨の回答以降、進展は現在のところありません。 2点目の高江地区の農道及び村道における米軍車両の通行については、4月19日、21日に確認されています。4月22日に高江区長と私で協議した結果、沖縄防衛局に対し旧海水揚水発電所からの出口付近にFルート入り口への案内看板の設置及び海兵隊、沖縄防衛局、高江区及び村の4者での話し合いの場を設けることを要望しました。その結果、5月26日に北部訓練場内で海兵隊、沖縄防衛局、高江区及び村の4者で話し合いを持ちました。海兵隊も看板の設置は村道及び農道の通行を回避するための有効な手段との考えのもと、看板の設置場所及び内容について確認しました。 現在、看板設置に向けて沖縄防衛局が準備を進めています。 3点目の山村留学については、前回も答弁したとおり本村において、定住人口の増加を図るべく集合住宅、産業支援住宅、村営住宅の建設を行っており、年齢や家族構成を考慮し、子育て世帯を優先に入居していただいている状況であります。 令和2年9月時点と現在時点での児童数について比較しますと、高江小学校が3名から12名の9名増、有銘小学校が17名から20名と2名の増となっていることから、定住促進住宅などの建設による高価だと考えられます。 山村留学の進展については、令和3年10月、12月及び3月に沖縄県教育委員会施設課と教員宿舎を含めた、村内教育施設の財産処分や用途変更の調整を行っているところであります。 しかし留学制度については、さきに述べたように東村が行っている定住促進事業と類似する取組みとなっていることや、PTA、学校、地域の意見等を伺いながら、慎重に検討してまいります。 4点目のデジタルサイネージの現在の設置場所では、利用しにくいと感じるか、どう思うかとの質問にお答えします。デジタルサイネージ、いわゆる電子看板は、令和2年度に北部広域市町村圏事務組合がサンライズひがしに設置をしております。当初は直売所と東ぬ浜の間に設置する案がありましたが、塩害と電源の確保が懸念され、現在の位置への設置となりました。スペースが狭いことから利用しにくいと感じる場所でありますが、サンライズひがしの中では今の設置場所が適していると考えております。 5点目の歩道設置の要請について、お答えいたします。 令和3年6月に開催された沖縄県振興拡大会議においても、沖縄土木建築部に要請を行っているところです。実現に向けて厳しい状況ではありますが、要請を続けてまいります。昨日の県の意見交換会でもこの件については再度要請をしております。 6点目の非核平和宣言碑の建立については、令和4年度において予算措置をしております。 今後業者選定や設置場所を検討しながら本年度中の建立を目指します。 最後に、平良区内の商店設置については、平良区長より令和3年12月3日に村長に対し、地域活性化施設建設の協力についての文書が提出されておりました。その後、平良区長より区内在住の方が売店を開設する準備を進めているので、村への要請は保留する意向がありました。 村といたしましては、平良区と連携して、推移を注視し、必要に応じて対応してまいります。 以上で答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) ありがとうございました。まず、ガソリンスタンドの設置です。整備が厳しい、進展はありませんという答えでした。平成30年の答弁は、民間のガソリンスタンドが村内で営業していることから、民業圧迫になりかねないことから、現状は厳しいという答弁でした。 それから、31年は住民生活に支障を来している高江売店のリニューアルに併せ簡易的な給油施設について検討しており、村としても不便解消に向けて取り組んでいく。という答えがありました。 それから令和2年では、多目的運動公園の中で事業が展開できるか取り組めたらいいと思っているというような答弁をもらっていまして、最初の現状は、非常に厳しいと、民間業者があるので、厳しいんじゃないかという回答から、徐々にできるかもしれないというような答弁に変わってきていて、非常に進展があったわけですが、確かに企業経営を心配するのは非常に当然なことでありますが、実際暮らしている人たちの家計もやっぱり心配してもらいたいと、住民を第一に考えてぜひ暮らし優先するべきではないかなと考えていますが、その辺、少しどうお考えになっているかお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、又吉一樹君。 ◎企画観光課長(又吉一樹君) ただいまの伊佐議員の質問にお答えいたします。 住民を第一に考えて、ガソリンスタンドって必要な施設なので、どう考えているかということの答弁なんですけども、確かに今既存のガソリンスタンドが1社ありまして、JAおきなわさんに要請した回答についても、やはり競合する店舗があるので、先ほどの需要が東村では見込めないという部分に併せて、あと1社の部分も圧迫することになって、この東村の規模だと2社では厳しいという懸案事項として上げられたり、また、いろいろ伊佐議員から、以前には公設民営というお話とかもあったんですけども、公が施設を設置して、民間が運営をするという部分で提案がありましたけども、JAさんの試算では公設民営を行ったとしても、今施設の建物とか、あと燃料タンクとか備品などを公が整備したとしても、運営でも赤字というような資産でありまして、現時点においては大変厳しい状況という判断をしているところでございます。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 確かに経営が成り立たなければ、前向きには考え切れないだろうとは思いますけれども、例えば、31年の答弁では、簡易的な経営施設も考えているというような答弁でしたので、あきらめずに、少し考えていってもらいたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、令和2年1月と12月に農道村道米軍車両の通行問題を質問をしています。現場にも、村長も来てもらって、それから農家の皆さんの訴えも聞いていると思います。非常に危険な車両がとにかく米軍車両は大きいので、危険だとすれ違いもできない状況があります。非常に厳しい状態で、皆さんに写真をお配りしています。職員に翻訳をお願いしました。上の写真では、注意、警告と言ってもいいかもしれません。10トン以上の車両は通行できない。この写真は両方とも荒川ダムの現場付近に並んで設置されています。ですから、10トン以上の車両は通行できませんよというような看板ですけれども、米軍車両が大きいトラック、実際通行していますが、それ、10トン以上あるんじゃないかなとか思ったりします。それも平気で通っていますし、そのトラックの後ろにまた牽引してやっていたりしますので、この辺、本当に10トン以上通っているんじゃないかなという気はしますが、その辺確認とかしたことあるでしょうか。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、又吉一樹君。 ◎企画観光課長(又吉一樹君) 米軍の大型車両が10トン以上あるかどうかについての確認はできておりません。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 資料の配布をお願いしてるんですが。 ○議長(港川實登君) しばらく休憩します。                         (11時37分) 再開します。                                        (11時39分) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 大変失礼しました。配付済みだと思って説明していましたが、上の写真はこの10トン以上の車両、通行はできませんが、先ほど説明したとおりですが、そのダム側から10トン以上通っているんじゃないかなということを聞いたことはないでしょうか。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、又吉一樹君。 ◎企画観光課長(又吉一樹君) 米軍車両が10トン以上あるかどうかの確認はできておりません。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) これ、ぜひ確認していただいて、実際、さっきも言ったとおり大型トラックとそれから牽引しているものもありますので、かなりの重量かと思いますので、ぜひ、確認をお願いしたいと思います。 それから、下の注意、農地や急カーブがあります。ゆっくり運転してください。小さい字のほうは、先が農地のため、急カーブが狭い道と急カーブがあるので注意してください。くぼみや穴に落ちないようを注意し、慎重に運転してくださいという、そういう看板が立っているわけで、これは通っていいよという看板なんです。ですから、もう必然的に通ってしまうというような内容になっていますので、これはぜひ書き換えさせてもらいたいんです。 これは、荒川ダムのほうから入っていって、旧海水揚水発電所に入っていって米軍用地に入っていくというような形になっていますが、出るときはまたそこから出て、小学校前の道路を帰っていくというパターンになっておると思いますが、それも僕も確認をしています。新聞にも写真入りで載ったこともありますけども、先ほどの答弁では、もうひとつ、ちょっとわかりにくいんですが、旧海水揚水発電所から出口付近にFルート入口への案内と書いてありますが、これは、訓練場から出ようとしている車両についてもっとああしなさいよと、ただいまのそういう意味で捉えていいですか。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、又吉一樹君。 ◎企画観光課長(又吉一樹君) ただいまの質問にお答えします。 まず、5月26日に、米軍と沖縄防衛と高江区と村のほうで話し合いを北部訓練場のほうで持っております。その際に、やはり荒川ダムの入り口のほうから入っていく場合もありますし、高江の集落の学校に行く、村道から入っていく場合もあると。また、海水揚水発電所から出ていって、村道を通って学校の前とか通っていく場合もあるということ21で、この5月26日の話し合いのときには、県道70号線沿いにも看板を立てて、ここに行ってはいけませんよと。これは日本語板なんですけども、北部訓練場は真っすぐ行ってください。ここに集落があるから入っていきませんというような看板を荒川ダムの入り口であったり、あと高江の集落の入り口のほうに立って、村道、農道には入らないように今やっていこうという形で、今米軍側と防衛局のほうと調整しております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) わかりました。要するにダムに入っていくんだという、それと住宅地にも入るなという、高江区内を通るなという看板ができるということで、それは本当に最善の策だと思います。ですから、この看板はなくしていいわけですよね。これは入ってしまうわけですから、これじゃなくて、そこは通行できませんよという看板だと、もう一度確認したいと思います。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、又吉一樹君。 ◎企画観光課長(又吉一樹君) 県道入り口のほうにはそういったふうに、荒川ダムのほうから入ってはいけません、あるいはその集落の入り口のほうから村道に入ってはいけませんというような看板を立てるんですけども、もしは行ったときのために、この中のほうの看板というのは、こちらの看板というのは、もっと米軍にとってわかりやすく表現をして、看板を設置する予定となっております。こちらのほうは、過去に荒川の土地改良のほうで農地の被害があったりしまして、農地の所有者からも看板を設置してほしい旨の意向がありまして、その意向に基づいて設置をしていきたいと考えております。また、今設置しているものは、仮の看板となっていまして、今は木製に張り付けているような状況なんですけども、金属製のしっかりしたものを設置していくというような段取りを行っているところです。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) ぜひ、早めに設置していただきたいと思います。本当に農地を、この看板のくぼみや穴に落ちないように注意というのは、多分これ農地にタイヤが乗り上げていってしまったりしているんで、そういうことかなとも思ったりしますが、早めの看板の設置をよろしくお願いいたします。 それから、山村留学についてお伺いします。 まず、山村留学の定義をちょっと教えてください。 ○議長(港川實登君) 教育課長、仲嶺真文君。 ◎教育課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えします。 定義といいますか、山村留学のガイドラインというのがございます。その前書きのほうに、山村留学はということで、自然豊かな農産漁村に1年単位で移り住み、地域の小中学校に通いながら、四季折々の自然の中で様々な自然体験活動や集団生活などを体験する教育活動ですということでガイドラインのほうにうたわれております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) まさにこの豊かな自然がある東村でそういう方々が学べればいいなというふうに思います。以前、高江の教員住宅を利用して、財産処分や用途の変更を行っている最中だというなことも聞きましたけども、今どういう状況になっているでしょうか。 ○議長(港川實登君) 教育課長、仲嶺真文君。 ◎教育課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えします。 先ほど答弁のほうでもありましたとおり、昨年に県の教育委員会のほうと調整をしております。その中で、やはり目的、趣旨をしっかり展示してほしいと。それをもって申請、結局用途変更の目的、趣旨、その辺はしっかりつくってほしいということがございまして、先ほど答弁でもありましたとおり、やはり留学制度を制定するに実際やるとなった場合には、PTAとか学校、その他地域の方々の協力もどうしても必要になることから、そういった意見を伺いながら慎重に進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 2年ほど前だと思いますが、その教員住宅、広いほうの教員住宅に住んでいた方、先生は、異動させて、わざわざ引っ越しをさせて、そこを空けたという経過がありますけれども、そのあたりからいろいろ考えていたと思うんですが、ちょっと進行が遅いのではないかなという気はするんですね。先生にわざわざ引っ越しさせてしまったわけで、結局その後、まだ空き部屋のままだという事でありますので、使用目的とか、はっきりさせて、とりあえず増やすというようなこともありますので、ぜひ、頑張ってもらいたいなと思います。何か一言ありますか。 ○議長(港川實登君) 教育課長、仲嶺真文君。 ◎教育課長(仲嶺真文君) ただいまの件に関しまして、今現在、実際高江の教員宿舎、2戸空いている状況でございます。しかし、今回、先ほども説明したとおり、3名から12名に増えたというふうになった場合、またどうしてもまた教員の数も増えていかないといけないということになります。今後ますます増えていった場合にどうしてもまた教員の数が増えると、住宅も必要になる可能性もあって、生徒が増えれば、教員の数も増えるということになりますので、やはり我々としては今後の見通しも必要ですけれども、やっぱり教育宿舎も確保しておかないと、いざ入るときに入れない状況になる可能性もありますので、やはり生徒、児童数の数は変動がありますので、その辺はまた慎重に検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) ありがとうございます。続きまして、デジタルサイネージの質問、令和3年にありました。私、そこの施設に入って、どこにおいてあるのかなと最初わからないぐらいだったんです。確認、見に行ったところ、入ってすぐ小さいテレビがあって、これじゃないはずだけど、250万たしかかけていると思うんですが、おかしいなと思いつつ、何度か通いながら店長に聞いたら、ここですよと言われたところ、角のほうだったんで、ちょっとわかりにくいねという話をしました。店長は、業者はちゃんといますよという話だったんですけれども、もう少し工夫して、見えやすいところに設置できないかなという、そういう感じがしましたので、その辺どうでしょうか。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、又吉一樹君。 ◎企画観光課長(又吉一樹君) ただいまの質問にお答えします。 おっしゃるとおり当初も皆さんが利用しやすい場所にということで、直売所とあがりの浜、レストランの間の通路のほうに設置したら利用しやすいんじゃないかというような考えもあったようですけども、やはり塩害がとても懸念されるということで、室内に設置と。室内ではどちらがいいかなとなったときに、今の場所という形でなったと理解しております。 お話にありますように、確かに、外からは目につきにくい場所ではあるかなとは思いますけれども、今サンライズの場所の中では村長答弁にもありましたように、最適な場所かなと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 私は最適な場所ではないなと思っていますが、もし模様替えなどありましたら、また考えていただきたいなと思います。 それから歩道の件、先ほどの神谷議員とも少し重なるかなと思いますが、その後どうなっているかということですが、お伺いをいたします。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) 歩道の件についての御質問にお答えいたします。 先ほどの答弁でもお答えしたように、要請はその都度やっておりますけれども、大変厳しいというような回答を受けているところです。先ほど御提案あったように、県ができないんだったら村がやってみようかということもありましたので、できる方向で県と調整はしてみたいなと思っています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 確かに優先順位とか、利用者がどのくらいいるとかっていうのを言われれば、ふっと詰まってしまうかもしれませんが、自転車とかが結構通るんです。あの道、逆に歩道といいましたけども、例えば自転車道をつくったらどうだとか、視点をちょっと変えてみて、自転車が通りやすい、歩道も兼用ができるようなものができないのかどうなのか、というのもちょっと提案してみたらいかがかかなと、先ほど聞いて思ったんですけれども、非常にカーブが曲がりくねっていますんで、自転車を追い越すときというのは非常に気を使う道路であります。最近自転車多いですから、その辺もぜひ引き続き要請をしていってもらいたいなというふうに思います。 続きまして、令和3年の9月に非核平和宣言の碑を要請をしました。また同時に、その日に要望した世界自然遺産の看板、それからヒルギ園の看板というんですか、につきましては、早々と設置をしていただきましてありがとうございます。やはり、この最近の情勢、ロシアによるウクライナの侵略とかありまして、長引いていますけども、やはり、力対力では、果てしない軍拡競争が陥っているというのが今の実態なのではないかというふうに思います。このウクライナ危機に乗じて、軍事力の強化だとか、抑止力の強化だとか、また核共有論まで出てきていますけれども、やっぱり軍事力や抑止力ではなくて、外交力をもっと強くして、解決していくべきではないかと思います。これは、77年前の地上戦を体験した沖縄の皆さんなら、軍隊は住民を守らないこと、それはもう知っていることだというふうに思います。これは沖縄んちゅの多くの声だというふうに思います。あるいは広島、長崎の原爆投下では、核兵器の恐ろしさを知っている日本の国民なら、核の共有ということはあり得ないのではないでしょうか。やっぱり戦争は絶対悪だということを忘れさせないために、非核平和宣言の碑の建立をお願いしたい思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 先ほどの村長からの答弁のとおり、本年度予算化しておりますので、建立につきましてデザインとか、そういった文言とかを含めまして、今後検討していくこととしております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 建立の場所などは具体的に決まっているのか、予定地だけどの辺だとかというのがわかればお願いします。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 場所についても、現在のところ全然決まっておりませんけども、皆さんの目につく場所がいいのではないかとは個人的には思っております。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) ぜひ、お願いをしたいと思います。 それから最後に、平良区の商店問題では、区内の方が売店を開設するという明るいニュースがありますので、村も協力できるところは協力していただいて、本当にこの区民の皆さんが買い物をできるように願って質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(港川實登君) これで、これまでの一般質問の確認の一般質問を終わります。 一般質問、あと1件残っていますけども、休憩にしたいと思いますが、どうですか。(「異議なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) それでは、13時30分再開とします。しばらく休憩します。         (11時57分) それでは、午前中に引き続き一般質問を再開します。                      (13時30分) 5番、仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 皆さん、こんにちは。最近、タンクの落下とかあって、そのときの前日でしたか、大雨で、最終日、一般質問締切りということで、慌てて赤土問題をしてみようかということで、今回、出しています。 そのタンク落下の現場を見て、来るときは、有銘川、慶佐次川、伊是名川、シンガー(椎川)、平良川、晴れてはいるんだけど濁っていて、タンクを現場で見て、いろいろ談笑をしながら1時間ちょっとぐらいいて、帰るときになったら、意外と雨が降らないと濁度が薄くなってきているんです。そういうことであれば、今回、これをやってみようということで、一般質問をこれより行いたいと思います。 赤土対策について。 1、東村の赤土対策の現状と課題と今後の対策はどうするのか。 2、村内の河川の状況はどうなっているのか。 3、雨天時、赤土流出のひどい川はどこだろうか。 4、通常の状態に戻るのが早い川はどこなのか。 5、赤土対策に関する日報とか、報告書とかっていうのはあるのかどうか。 6、透視度計で濁度を計ったことはありますか、どうかということです。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) ただいまの仲嶺議員の質問にお答えいたします。 1、現状と課題、対策についてということでありますが、東村赤土等流出防止対策地域協議会によるベチバーの植付け作業、マルチの配布、サトウキビトラッシュを活用した対策、関係機関と連携した農地パトロールを実施しております。 また、昨年度より一括交付金事業を活用し、海洋への赤土等流出の主な発生源となっている古島川河川域で発生源調査や流出軽減対策に係る施設整備計画案の検討を行い、その調査結果に基づき、自然環境保全調査測量基本設計を策定します。 赤土対策の課題は、赤土流出汚染に対する環境意識の情勢だと考えております。一人一人が意識を持って対策に当たることが重要となっており、意識向上を図る必要があると思っております。 現在行っている対策に加え、新たな対策の検討や意識向上のため、関係機関と連携した啓蒙活動を積極的に展開していくこととしております。 2番目の河川の状況についてですが、河川付近の状況により差はありますが、村内のほとんどの河川で赤土の流出を確認しております。 次に、雨天時、赤土流出のひどい河川についてですが、赤土パトロールで確認できているところでは、古島川、椎川、慶佐次川が他の河川よりも赤土流出が多いものと思われます。 4、通常の状態に戻るのが早い河川について。 新川川は、福地川、名護市の有津川は他の河川より比較的赤土流出が少ないものと思われます。 5、日報について。 赤土流出防止対策は東村赤土対策協議会へ業務委託をしておりますので、業務日誌の作成は必須となっております。 6、透視度計について。 濁度の程度を見る透視度計の測定は定期的に行っております。昨年度は、6回、古島川において調査の際に実施しております。 以上で答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 5番、仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) では、確認ということで、現状と課題と対策についてという1についてなんですが、古島川で流出軽減対策に関わる検討を行い、自然環境保全調査測量基本設計を策定しますとあるんですが、これからやるのか、それとも、もう終わっているのかどうか。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えいたします。 今年度の事業ということになっておりますので、今年度は赤土対策について設計等を行って、次年度、実施設計というか、実施というか、工事着工ということになっています。 内容としては、現在ある砂防ダムの改修、機能強化ということで考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 砂防ダムの改修ということで、満杯になった状況を掘削して、そこでまた溜めて、オーバーフローする分は水がけという形で、ぜひやっていただきたいと思います。 皆さんのお手元にあるとおり、一応、写真があるんですが、これは、多分、海側から陸地に向けての写真が何枚かあるんですが、やっぱり私たちが陸から見ているのとはちょっと違って、濁度がひどい河川の場所というか、ここは宮城地区だな、これは平良地区だなというのが分かるような写真があります。これは、私たち議会と担当課だけではなくて、村民の皆さんにひどいなと意識を持たすためにも、それは必要ではないかと私は思います。 過去に、伊佐議員が漁業関係で資料として見せた、もずくが全滅したときの写真、それも、今、伊佐議員が持っていたので借りたんですが、それから、伊佐議員が質問したのが、平成30年の7月7日発行のこれに載っています。それから4年余りたっているんですが、その頃の対策と今やっている対策とでは大きな違いというか、これを追加していますとか、こういう対策をしていますというのがあれば、説明できる範囲でお願いします。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 現在は、さきに申し上げたとおり、ベチパー、それと、生分解性のマルチ、それと、サトウキビのトラッシュということで、敷草をやっています。 過去、どんな対策をしたかというのは、ちょっとごめんなさい、自分が記憶をしていないというか調べきれていないんですけれども、できることは全てやっているような状況ではあるんですけれども、これでもまだ足りないという感じがしているのかと思っていますので、この写真を見ると、ひどい状況であるということが認識できるかと思いますので、新たな研究とか、学生たちもいろいろ研究しているようですので、参考にしながら、今後、一層、赤土の流出防止ということに取り組んでいきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 現状と課題について、やっぱり村民の意識向上を図らないと、農家だからとか、海人だからとかっていって、そういったあれじゃなくて、美ら海を子や孫の代まで、持続可能なSDGsにも入っていて、海の環境をきれいにして、海を守りつつ自然環境を守るというのもあるんで、今、策定して、5年後、10年後には変わるのかではなくて、もうちょっと村民に目に見えるような働きかけ、例えば、その写真みたいなのとか、赤土ニュースみたいな形で、でなかったら、村のだより、そういったものでも、ちょっとした写真で見えるとか、ワーストはどこの川ですとか、赤土は流れるけど早く元に戻る川はどことかという形でやっていただけたら、意識が変わってくるのではないかと私は思っています。 そこで、一番悪い川、ワースト、ワン、ツー、スリーがあるんであれば、分かる範囲でいいですのでお願いします。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 悪い川、濁度のひどい川ということだと思いますが、写真で見るとおりだと思っています。川の一番大きな赤土の汚染の原因というのは、流域の広さだと思っています。一番流域の広いのが古島川だと思っていますので、今回、そこに力を入れて、防止策というのを展開していきたいというふうに考えておりますし、まだまだ、古島川だけではなくて、椎川も大分ひどいような状況もありますし、においもちょっとするようなところもありますので、その原因追求とか、そういったこともしていきたいと思っています。 ですから、古島川、椎川、あと、平良川もちょっとひどいかと思っていますが、いずれにしても、赤土流出というのを止めないといけないということもありますので、対策が立てられるところから、赤土流出防止対策について全力を尽くして取り組んでいきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 自分がいつも通ってくる有銘川、慶佐次、伊是名、新川、椎川、平良川で見たら、古島川は見に行ったことはないんですが、これから見ると、一番古島川。次に、平良川、新川、慶佐次は大体似たような状況。伊是名は、多分、降水面積が少ないからか、雨が終わるとだんだん濁りが薄くなっていくのが目に見えて分かってきます。有銘川も一時期ひどかったんですが、支流の石田川というのがあるんですが、もう一つの支流の上流のほうで、ちょっと山が崩れて、多分、それがせき止めて堆積していたのか、有銘川が濁らん前に学校のプールのところで、支流がぶつかるところで、こっちの川だけがまっ黄々に汚れていたことがありました。 これを、ぜひ、農家さんの土地がどうのこうのではなくて、村民、学生らも分かるように、将来、20年後、30年後、やっぱり大いに取り組みをして、こういう意識を変えて、みんなで赤土対策をしたんだという形で、もうちょっと目に見えるような形で、赤土の様子なり、いろんな広報活動をすれば、農家さんの意識も変わるし、畑を持っている方々も、また、他島からの通いの人たちもきちっとやって、意識を変えていけば、一人一人が関心を持って、少しのことからやっていけるのかと私は思っています。 濁度を計るとき、私たち事業所、土木関係でしたが、1,000平米以上、何百平米以下ということで、沈砂池を作って、真ん中に砂の壁を作って、そこで一旦ろ過して、それから、たまった分のオーバーフロー出して、雨のたびに透視度計で計って、200PPMだったか、透視度計を見ながら、それで幾らと写真を撮ってという形でやっているんですが、実際、計測するに当たって、東村も条例があるし、また、県の土木でもそれを守りなさいというのがあってやるんですが、それでやると、結局、写真ばかりじゃなくて、それもやっていますという写真もあれば、一番ひどいところは、何センチしか透視できなかった、だけど、この川は15センチでしたという、資料としても訴えることができるんですが、その透視度計で計ったときの濁度は幾らかどうか。分からなければ分からないでいいですので、そういった、6回は古島川だけでやっているけど、それを慶佐次とか、有銘とか、いろんな川で、晴れてからでいいですので、時間帯を記入してやれるかどうか、できるかどうか。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 透視度計自体、役場というか建設環境課で持っていますので、できないことはありませんので、まず、この流域のひどいところ、汚染のひどいところとか、主要な河川についてデータを収集してみたいと思います。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) ぜひ、そういった写真等、透視度計で何センチで幾らの濁度があるっていう資料を、ちゃんとやって、それをまた村民に、啓発、啓蒙、有銘の川は大分よくなった、どこそこの川はよくなった、上ちゃんとしないといけないんじゃないかと、地域から意識を変えてやれば、その関心事という形で持てば、それなりの対策がおのずと村民がやるようになるのではないかと私は思っています。 最後に要望として、ぜひドローンで、海上から出なくても、やっぱり有銘をバーッとやったら、そこからどこそこが流れているような、ほかの川もできるかどうか。ドローンで資料、データを集めてほしいのが1つと、透視度計でやった何センチで幾らとかって、いろいろ表があって計算ができよったんです。幾ら含まれているとか、1ヘクタールだったのか、ちょっとその辺は忘れているんですが、ぜひ、この2つはやっていただきたいと。要望はこれです。 最後に、ドローンを管理しているところは、ドローンはどこでもできるということですか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 今現在、総務課で管理していますドローンにつきましては、借用の申請があれば貸しているところではあるんですけども、ただし、操縦に熟練が必要でありますので、その辺は加味して貸すようにしてはおります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 総務課がドローンを管理しているということで、ドローンの性能としては、こういう航空写真、川の真上からと上流域とか、一応、どれぐらいの範囲というか、高さがあって、それをお願いします。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 今、役場が所有しているドローンにつきましては、高さが約150メートル、あと、距離にしましては、見通しのよいところで2キロという、多分、その程度だと思いますけれども、ただし、今、購入しているドローン自体が購入後数年たっていますので、性能自体は落ちているものかと思っておりますので、その辺は使用する操縦者の皆さんには気をつけて操縦するのが必要だと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) ぜひ、赤土対策に関しても、ドローンとか、人のあれで計る透視度計もあるんですが、把握するためにはピンポイントで映して、今日みたいな雨のときは、どっちの川も濁りがなかったんです。ということは、余程の台風か大雨のときであるので、年間、そんなに観察する必要はないと思うんです。今日ぐらいの雨では全然濁りがなかったので。清流かと言えば、ちょっと入っていたかもしれないけど、そういう状況ですので、ぜひ、ドローンを活用して、こっちの川が一番ひどいワーストです、こっちの川がよくなってきていますというのが分かれば、地域性もあるし、どうにかしないといけないんじゃないかと村民が意識を持つと思うんです。 ぜひ、建設環境課長、最後に、ドローンの活用と村民に周知の徹底と啓発啓蒙、目に見えるようにやっていただきたいと思いますがどうでしょうか。
    ○議長(港川實登君) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 まず、ドローンですが建設環境課のほうも1台所有しておりまして、実際、赤土流出とか、あと、そういった状況確認とかで使用しています。実際に赤土の調査で使っている動画も保有はしていますけれども、流域調査になってくると、川自体、木が生い茂っていて状態は確認できませんでしたので、開けているところだとよく分かるんですけれども、川をどんどん遡っていくというような流域のここの調査というのは非常に厳しいのかと思っています。 ただ、所有していますので、十分活用していきたいと思います。 あと、啓蒙活動の件で、主に農家の皆さん向けの啓もう活動だったのかというふうに感じていますので、一般の方々にも自然を大切にしようというふうな指示で、赤土の汚染についても、広く皆さんが認識できるように、広報活動というのにも取り組んでいきたいというふうに考えています。ありがとうございました。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) ぜひ、村民も関心が持てるように、村民も目で見て、読んで、これではいけない、これは孫の代まで残そうと思って、山が豊かになれば豊富な栄養素のある水が入っていろんな魚がとれると、よくテレビで報じられています。昔は、サザエなり、ティラジャーなり、ガシサー、バフンウニですけど、普通にいたんです。10年後、20年後、30年後、それが戻ってきたら、子や孫たちの宝の海となると思います。 ぜひ、啓発啓蒙をやっていただきたい。それを要望して終わりたいと思います。 ○議長(港川實登君) これで、赤土対策についての一般質問を終わります。 日程第5.行政一般報告を行います。 村長から行政一般報告の申出がありました。これを許します。総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) それでは、お手元にお配りしています一般行政報告をお目通しいただきたいと思います。 令和4年第4回東村議会定例会の開会に当たり、行政一般報告を行す。 初めに、総務財政課関係について申し上げます。 交通安全関係は、令和4年1月から5月末までの飲酒運転検挙者は1件、また、村内の交通事故発生件数は13件で、うち1件が人身事故、残り12件が物損事故となっております。 令和3年度東村コミュニティバスの利用状況について、平日路線の高江・大宜味線の乗車数は2,467名、平良・源河線は1,651名、休日路線の高江・源河線は400名、平良・大宜味線は61名、乗車数は合計で4,579名となっております。また、これまでのマイクロバスに代わり、新たに14名乗りのコミュニティバスを5月より運行しております。 東村ふるさとづくり応援寄附金は、令和3年度8,345件、1億4,703万円となりました。ふるさと納税の使途につきましては、つつじ祭り開催費用、コミュニティバス購入及び運航費用、予防接種等健康事業などに活用しております。なお、今年度の寄附額は、5月末時点で875件、1,484万円となっております。 来年の村制施行100周年に向けて、5月25日の実行委員会において、「薫る百年 潤す千年 東村制100周年」をキャッチコピーとし、併せてロゴマークを決定いたしました。 続きまして、企画観光課関係について申し上げます。 繰越事業にて進めてまいりました村民の森つつじ園防蛇フェンス設置工事については、5月2日に完了いたしました。 また、村民の森つつじ園遊歩道改良工事は、5月31日に入札を行い、落札者が決定し、12月16日までの工期内に完成できるよう取り組んでまいります。 北部振興事業で予定しております東村ふれあいヒルギ公園の遊歩道機能強化については、6月中の採択に向け、関係機関と調整をしております。 令和4年度における本村の沖縄振興特別推進交付金は、補助配分額2億100万円となっております。4月1日付で4事業8,441万円の交付決定を受けており、引き続き、事業の追加と円滑な事業執行に向け取り組んでまいります。 そんな事業者への支援と村民の家計支援を行うことを目的に、村民1人1万円の商品券を配布する東村消費喚起商品券発行事業を6月1日に委託契約を締結しました。村内事業所にて、8月から翌年1月まで商品券が利用できるよう準備を進めてまいります。 三大都市圏に所在する民間企業等の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を生かしながら、地域の独自の魅力や価値の向上等につなげる地域活性化起業人制度を活用するため準備を進めております。9月までに2名の受け入れを計画しており、本定例会において補正予算を提案しておりますので、御審議の上、議決いただきますようお願い申し上げます。 4月より藤下征伸さんが第13代目の緑のふるさと協力隊として赴任しております。来年3月までの任期中、農家の手伝いや道の駅サンライズひがしなど、村内で地域と密着した活動に取り組んでまいります。 次に、住民課関連について申し上げます。 令和3年度一般会計における3月末現在の主な税徴収率の状況について申し上げます。 村民税の現年度分が95%(前年度比1.9ポイント増)、滞納繰越分が44.6%、合計では93.3%(前年度比2.5ポイント増)となっております。固定資産税については、現年度分が98.8%、滞納繰越分が19.4%、合計で95.5%(前年度比0.8ポイント増)となっております。軽自動車税については、現年度分が97.2%、滞納繰越分が57.1%、合計では95.8%(前年度比0.2ポイント増)となっております。住民課に係る村税全体の徴収率が95.1%(前年度比1.2ポイント増)、収入済合計額が2億1,302万円となっております。 次に、村営住宅使用料の徴収率は、現年度分が89.8%(前年度比4.1ポイント減)、過年度分が13%(前年度比0.3ポイント増)となっており、収入済合計額は1,740万円となっております。 徴収率の向上対策については、担当者や徴収員による架電等による督促や5月に職員による戸別訪問を行うなど、徴収業務の強化を図っております。 コロナ禍などにより厳しい社会情勢ではありますが、引き続き、自主財源である村税や住宅使用料の確保の重要性を認識し、徴収業務等に全力を尽くしてまいります。 次に、福祉保健課関連について申し上げます。 まず初めに、新型コロナウイルス予防接種については、5月末時点で1,126名が3回目の接種を終了しており、接種率は81.3%となっております。4回目の予防接種の対象者は60歳以上の方と18歳以上で基礎疾患を有する方となっており、7月13日と8月25日に実施する予定で準備を進めているところであります。 北部地区医師会と連携し、円滑な接種の実施、新型コロナウイルス感染症の拡大棒牛に努めてまいります。 次に、児童福祉関係について申し上げます。 昨年度も実施しました新型コロナウイルス感染症の影響を受けている生活困窮世帯の18歳未満への支援として、1人5万円の給付を行う低所得者の子育て世帯生活支援特別給付事業を本年度においても実施してまいります。本定例会において議案を上程しておりますので、御審議の上、議決いただきますようお願いいたします。議決後は、速やかに給付できるよう準備を進めてまいります。 国の補助事業、沖縄子供の貧困緊急対策事業を活用し、主に生活困窮家庭の子供の福祉増進に資することを目的とした東村子供の居場所づくり事業あがりキッズについては、5月末現在で55名の児童生徒が登録しております。教育委員会及び村内各小・中学校と連携し、不登校児童への対応・支援についても積極的に実施してまいります。 国民健康保険事業については、国保税の徴収業務において、徴収員、担当職員が徴収業務を強化してまいりました。 なお、5月31日現在の令和3年度現年度分の納付額が3,298万700円、徴収率97%で、過年度分においては、納付額111万9,750円、徴収率は25.2%となっております。今後とも厳しい財政状況の中、財源の確保や医療費抑制に取り組んでまいります。 次に、農林水産課関係について申し上げます。 生食用パインアップルの種苗の確保については、沖縄県と委託業務を締結し、いっぺーまーさんパインアップル強化事業として、3月末にゴールドバレルの輪切り増殖苗8,000本を農家へ配布いたしました。引き続き、優良種苗の増殖を図り、産地力の強化とブランド確立を推進してまいります。 農作物の生産に被害を及ぼす病害虫の防除の徹底及び生産量増加と品質の向上を図るため、第1回目の共同防除を4月11日から5月10日まで実施しました。第2回目は10月に実施を予定しております。 人・農地プランについては、プランを見直し、3月22日に公表いたしました。引き続き、担い手の確保や農地の集約など、地域の課題解決に向けて取り組んでまいります。 新規就農一貫支援事業で進めておりました強化型ハウスの設置につきましては、3月17日に事業が完了し、若い担い手が営農を開始しております。 また、農業次世代人材投資事業につきましては、新たに2名の新規認定就農者が採択され、就農後の農業定着を図るための経営開始型資金を3月30日に交付いたしました。 農地等災害復旧事業として決定されました宮城土地改良災害復旧工事につきましては、3月3日に工事契約を締結し、繰越事業として7月29日の完了に向けて工事を進めてまいります。 次に、農業委員会関係について申し上げます。 令和4年4月から5月までの農業委員会総会案件については、農地法第3条の規定による許可申請が1件、農用地利用集積計画に係る意見決定が7件、農地法第5条の規定による許可申請が1件、現況証明が1件となっております。 次に、建設環境課関連について申し上げます。 慶佐次団地建替事業の進捗状況は、5月末に本体工事の建築・設備工事竣工しており、外構工事については、6月17日をめどに竣工予定であります。また、解体工事においては、既存団地入居者が新団地への移転後に業務を進め、8月末の全工事完了を目指して取り組んでまいります。 村道橋梁の改修事業として、村道18端において長寿命化修繕計画の見直し策定及び令和4年度道路メンテナンス補助事業を活用した点検業務を進めております。本業務については、令和4年4月28日付で交付決定を受けたことから、県及び関係機関と調整・協議の上、発注業務等を進めてまいります。 農道橋梁の整備については、団体営通作条件整備補助事業を活用し、昨年度に応急的に修繕した中川橋の改修工事に関する実施設計業務を行い、次年度に改修工事が着工できるよう進めてまいります。 また、各区などから要請のある道路等の修繕については、予算及び交通量が多い箇所など、村民の影響を勘案し、優先度が高い箇所から準備、調整がつき次第、実施してまいります。 赤土等流出防止営農対策促進事業については、6月現在の状況として、ベチバーの株分け作業を行い、5圃場の植付け設置作業を予定しており、サトウキビのトラッシュは20圃場の申請を受け、順次、配布作業を行っております。 また、昨年度より一括交付金事業を活用し、海洋への赤土流出の主な発生源となっている河川域において、発生源調査や流出軽減対策に係る施設整備計画案を検討を行い、本年度は調査結果を元に、自然環境保全調査測量基本設計を7月より実施する予定としております。 簡易水道事業は、令和6年度に地方公営企業法適用に向け、東村簡易水道事業地方公営企業法適用支援業務を発注して取り組んでおります。 また、昨年度から取り組んでいる東村簡易水道事業変更認可・事前評価業務は、申請の要件である取水の確実性を確保するため、東村簡易水道事業地下水開発調査業務を発注しております。 最後に、教育委員会関連について申し上げます。 村内3校の入学式が4月に挙行され、今年度の小学校の入学生は、有銘小学校で7名、東小学校で10名、高江小学校で4名となりました。東中学校では7名の入学生となり、児童生徒は来たいと希望に満ちあふれた表情で臨んでいました。高江小学校においては、35年ぶりに4名が入学したとのことで、地域の方々に大きな喜びとなりました。 幼稚園については、東幼稚園で9名、有銘幼稚園で4名の入園者となりました。 第49回国頭地区中学校夏季総合体育大会のバスケット競技が、6月4日、5日に開催され、東中学校バスケ部は、1回戦は順当に勝利し、ベスト4をかけ、優勝候補の名護中学校と対戦しましたが、惜しくも敗退しました。女子は、伊江、伊是名中学との合同チームで参加し、大宜味中学校に敗退しましたが、大会に参加できる喜びをプレーで表現してしました。 収束が見えない新型コロナウイルス感染症でありますが、各学校では、三密の回避、衛生管理を徹底することで、通常どおりの学校運営を行っております。引き続き、学校でのクラスター発生を防ぐことが最も需要であり、安心して学校に通える状況を確保するため、学校と連携しながら対策を講じてまいります。 村立博物館では、4月16日から5月29日に、友利哲夫88歳の写真移動展、5月10日から5月31日に愛鳥週間の一環としてワタシハダレデショウ展を開催しました。4月から5月に1,300人余りの方々が来館し、博物館のPRができた企画展となりました。 東村文化・スポーツ祈念館は、4月から村直営の管理運営となり、指定管理を行っていました有限会社エム・プロジェクトとの引継ぎも無事終了いたしました。今後も記念館に多くの来客者が来ていただけるよう各種イベントを実施し、そんな以外から訪れる来館者に本村の排出した優れた人材や文化を一層発信してまいります。 5月30日から各公民館で地域教育懇談会を開催し、今年は、地域教育資源の活用についてをテーマに地域での人材や魅力などの発掘についての懇談会でした。引き続き、地域、保護者、学校が一体となった教育活動が発展できるよう取り組んでまいります。 以上、4月から6月における行政の取組について御報告をさせていただきました。今後とも、地域の福祉増進に尽力してまいる所存でありますので、議会議員の皆様におかれては、御理解をお願いし、本定例会において提案しております議案等について、十分審議をいただき、原案どおりの採択をいただけるようお願い申し上げ、行政一般報告といたします。 令和4年6月9日、東村長當山全伸。 以上です。 ○議長(港川實登君) 行政一般報告が終わりました。 日程第6.提案理由の説明を一括して求めます。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、提案理由を申し上げます。 令和4年第4回東村定例会において提案いたします議案について、一括して提案李湯を申し上げます。 報告第2号令和3年度東村一般会計繰越明許費繰越計算書の報告については、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、別紙のとおり報告するものであります。 報告第3号令和3年度東村簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告については、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、別紙のとおり報告するものであります。 報告第4号議会の委任による専決処分の報告については、令和3年8月10日及び令和4年3月22日に締結した慶佐次団地建替工事(建築)の請負契約について、契約金額の変更を専決処分したので、地方自治法第180条第2項の規定により、報告いたします。 承認第1号専決処分の承認を求めることについては、東村税条例の一部改正について専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 議案第27号東村議会議員及び東村長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例については、地方自治法96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第28号東村固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正については、地方自治法96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第29号令和4年度東村一般会計補正予算(第1号)については、現時点における事務事業費の過不足を補うために、地方自治法第218条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第30号令和4年度東村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、現時点による事務事業費の過不足を補うために地方自治法第218条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案第31号令和4年度東村簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、現時点による事務事業費の過不足を補うために地方自治法第218条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 同意第2号固定資産評価審査委員会委員の選任については、別紙のとおり委員を選任したいので、地方自治法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 同意第3号東村監査委員の選任については、別紙のとおり委員を選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 以上で、議案の一括説明といたしますが、御審議の上、原案どおりの議決を賜りますようお願いいたします。 これで、提案理由の説明を終わります。 ○議長(港川實登君) 提案理由の一括説明が終わりました。 日程第7.報告第2号令和3年度東村一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題とします。 内容説明を求めます。総務財政課長、宮城調秀君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) それでは、報告第2号令和3年度東村一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についての説明を行います。 2ページをお開きください。全体で11事業の繰越しであります。翌年度繰越額の総額は2億7,720万2,000円となっております。 上から順に読み上げます。2款1項東村コミュニティーバス購入業務483万9,000円、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金事業交付金2,103万2,000円、LG1メールサーバー更新業務が445万5,000円、沖縄振興特別推進市町村交付金発行所対策が3,523万円、2款3項番号制度システム整備事業167万2,000円、3款2項、それぞれ世帯への臨時給付金20万円、続きまして、7款1項東村ゼロスタートプロジェクト委託業務1,875万4,000円、ヒルギ公園遊歩道強化計画策定支援業務487万3,000円、8款4項慶佐次団地建替え事業1億6,467万9,000円、9款1項東村地域防災計画改定業務440万円、最後に11款1項宮城土地改良災害風旧事業1,679万8,000円となっております。 以上で内容説明といたしますが、詳細については各自でお目通しくださいますようお願い申し上げます。 ○議長(港川實登君) 内容説明が終わりました。 これより質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑はありませんか。2番、宮城準君。 ◆2番(宮城準君) ちょっと確認をしたいと思います。3月の繰越明許費と今回の繰越計算書で違う数字が出てきているのが私が確認した中では5か所、5件ありますけど、それはどうして減額になっておるのか、その辺該当するか、総務管理費、住宅費、消防費、農林水産施設災害復旧費、説明をお願いします。 ○議長(港川實登君) しばらく休憩します。                         (14時22分) 再開します。                                        (14時31分) 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 総務課のほうから説明させていただきます。村民税の非課税世帯等に関する臨時給付金につきましては、3月の段階から約400万程度減額しているんですけども、これにつきましては、当初予定しておりました役員10名の減、1人10万円でありますので、40名の減ということで、支払いが完了したという分に関しまして、残の分を繰り越しているということになります。 それから、消防費につきましては、3万円の減でありますけども、これも契約の見直し改定により3万円の減となっているところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 農林水産課長、宮城調秀君。 ◎農林水産課長(宮城調秀君) 宮城議員の質疑にお答えします。 災害復旧費宮城地区土地改良災害復旧事業につきましては、3月の2,463万円ですが、その内訳が委託料と工事を含んでおります。委託料が263万円、工事費のほうが2,200万円、合計で2,463万円です。共に前年度で発注して繰越しという形ですけれども、まず工事費につきまして、入札の結果、請負費が1,958万円となっております。 工事費につきまして、前年度で前払い金を支払っております。前払い金の金額が783万2,000円となっております。 今回、計算書で計上しております1,679万8,000円につきましては、その前払い分を引いた金額、それを全額計上しております。ですので、3月での明許繰越から2,463万円から前払いした額783万2,000円を引いた額が今回の計算書の金額となっております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君、農林水産課長の答弁の途中で不具合が生じましたけども、聞き取れました。 休憩します。                                        (14時34分) 再開します。                                        (14時35分) 建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) 建設環境課が担当しているところでも、8款4項受託費の慶佐次団地建替え工事におきましても、繰越額が若干違っております。3,258万4,000円の差が出ております。すみませんちょっと手元に資料がなくて、後で御報告申し上げたいと思います。 ○議長(港川實登君) 2番、宮城準君。 ◆2番(宮城準君) わかりました。恐らく3月の議会で明許繰越をして、5月いっぱい出納機関があって、その中で、この明許繰越をした分の支出をして、あるいは支出をして、計算書表されなくなったということだと私は思います。これは、法的に悪いことではなくて、明許繰越はしたけど、計算を出す6月までにその業務が一部完了したり、あるいは、さっき農林からあったように支払いをしたということなのかなと私は理解してあえてどうなのかということを聞いたんですが、住宅費のがやっぱり3千万余りという多くて、また会計でもマイナスというふうなものは出てきていますので、その辺どうなのかなということで、聞いたわけです。ぜひ、この流れというか、その辺説明できる資料提出をお願いしたいと思います。 ○議長(港川實登君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 日程第8.報告第3号令和3年度東村簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題とします。 内容説明を求めます。建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) 報告第3号の内容説明を申し上げます。 令和3年度東村繰越明許費繰越計算書の報告ということで、令和3年度東村繰越明許費計算書の東村簡易水道事業特別会計について、別紙のとおりということで、次のページを御覧いただきたいと思います。4ページです。 1款、簡易水道事業費のうち、東村簡易水道事業変更認可事前評価業務委託事業について全額1,001万円を全額繰越ということになっています。変更計画の中で、水の量が大分増えるということの見込みがありましたので、その分の変更で、資料を作成する、調査にどうしてもボーリング調査の結果を待つ必要があるということがありましたので、繰越しをして、事業完成したいということになっています。 以上で説明を終わります。 ○議長(港川實登君) 内容説明が終わりました。 これより質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑はありませんか。(「なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 日程第9.報告第4号専決処分の承認を求めることについてを議題とします。 内容説明を求めます。建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) それでは、報告第4号について内容説明を申し上げます。地方自治法第180条第1項の規定に基づき、別紙のとおり専決処分したので同項第2項の規定により報告します。 次のページをお願いします。6ページです。専決処分書になります。議会委任による専決処分ということであります。 次のページをお願いします。専決処分書、慶佐次団地建替え工事建築の請負契約の変更ということになっています。契約額1億6,864万5,400円を145万5,300円を減額して契約金額が1億6,719万100円ということになっています。 内容は以上であります。 ○議長(港川實登君) 内容説明が終わりました。 これより質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑はありませんか。2番、宮城準君。 ◆2番(宮城準君) この工事は終わっていると思いますが、最終的に145万5,300円減額をしたということだと思うんですが、工事の工種あるいは減額する要因は、内容というか、どこの工種が減って、最終的な出来高精算でそういう形になっているとは思うんですけど、その辺、教えてください。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) ただいま御質疑にお答えいたします。 変更の内容としましては、諸経費の数値の見直しが若干ありましたので、県の指導を仰ぎつつ、諸経費を見直した結果、145万5,300円の減額に至ったということになっています。工種自体は変更はありません。 以上です。 ○議長(港川實登君) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。(「なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 日程第10.承認第1号専決処分の承認を求めることについてを議題とします。 内容説明を求めます。住民課長、金城幸人君。 ◎住民課長(金城幸人君) それでは、承認第1号の内容説明を行います。 専決処分の承認を求めることについて、東村条例、東村税条例の一部を改正する条例について、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 次ページ以降に告示の写しと専決処分の写しを添付しております。 今回の東村条例、税条例の一部改正は、地方税法の一部改正に伴う改正となっております。なお、地方税法の一部改正する法律の公布日が令和4年3月31日であったため、3月定例議会への上程ができず、本議会で専決処分の承認を求めることとなっております。 主な改正内容につきましては、固定資産課税台帳などに記載されている事項の証明書の交付に関する規定についての事項や省エネ改修が行われた既存住宅に係る固定資産税の減額措置の拡充に関する事項及び住宅ローン控除の特例の延長に関する事項などとなっております。 それでは、各条項の主な改正内容について説明いたします。 11ページ目をお開きください。税目ごとに関連している条項をまとめて説明いたしますので、ページを行き来しますので、御了承いただきたいと思います。 東村税条例の一部改正、第1条東村条例の一部を次のように改正する。 第18条の4と12ページ目の中段にあります73条の2、それから73条の3は、DV等の被害者を保護するために納税証明書や課税台帳、記載事項証明書に住所を表記しないこととするものとなっております。 11ページ目に戻ってください。第33条、それから第34条の9、ページ13ページ目の中段ほどになります。附則第16条の3附則第17条の2、附則第20条の2、附則20条の3は、個人住民税に係る事項で、上場株式等の配当所得及び譲渡所得について、所得税と個人住民税の課税方式を一致させることとしたものです。 続いて、11ページ目にお戻りください。 中段にあります34条の7は、寄附金控除の経過措置終了によるものです。 同ページ中段より下のほうにあります。第36条2、第36条の3、それから36条の3の2、第36条の3の3は、公的年金及び給与の所得と控除額を判定するための報告書や申請書に明記する内容について整備されたものです。 続いて、12ページを御覧ください。 中段にあります附則第7条の3の2と13ページ目を御覧ください。 一番下段にあります附則第26条は、住宅取得控除適用期間を令和3年度から令和7年度まで延長、見直しに伴うものです。 同じく13ページの中段にあります附則第10条3は、省エネ改修工事を行った住宅に係る特例によるものです。 その下、附則第12条は、固定資産税の商業地の課税標準額の上昇幅を定めたものです。その他、12ページ目にある48条と中段下にあります附則第10条の2につきましては、引用する法令の条項の変更及び条項を追加したものです。 続いて、14ページを御覧ください。東村税条例の一部を改正する条例の一部改正の第2条につきましては、令和3年12月定例において改正をいたしました東村税条例の一部を改正する条例の第36条の3の3にある扶養親族の申告の追加事項をしたものです。 続いて、附則第1条の施行期日につきましては、当該各号の定める施行期日を示したものです。 下段にあります附則第2条の経過措置は、引用条項を改正するものです。 以上で主な改正内容といたします。なお、16ページ目から新旧対照表を明記しておりますので、各自御参照くださいますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(港川實登君) 内容説明が終わりました。 この際お諮りします。日程第11.議案第27号から日程第12.議案第28号までを一括して議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 異議なしと認めます。したがって、日程第11、議案第27号から日程第12、議案第28号までを一括して議題とすることに決定しました。 議案第27号から順に内容説明を求めます。 総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 説明いたします。ページ31ページをお開きください。 議案第27号東村議会議員及び東村長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例を制定したいので、地方自治法96条第1項第1号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 本条例の制定につきましては、令和2年6月の公職選挙法の一部改正により、選挙公営の対象が町村へ拡大されたことにより、村外においても村議会議員及び村長選挙の立候補に係る環境改善のために本案を提出するものであります。 主な内容につきましては、選挙運動用自動車の使用、選挙運動用ビラの作成、選挙運動用ポスターの作成に係る費用の一部公費負担が主な内容となります。 まず、次ページお開きいただきまして、第5条において、選挙運動用自動車の使用の公費負担を定めております。 第1号で、ハイヤー等の一般運送契約で使用した1日当たりの最大が3万2,250円、第2号で自動車の借入れ契約で使用した1日当たりの料金が最大8,050円、その燃料代として3,850円、及び運転に従事した者に支払う報酬としまして1日当たり9,020円、第7条において34ページです。第7条に公費負担の限度額として、1日当たり限度額を3万2,250円と定めております。 第10条においては、選挙用運動用ビラの1枚当たりの単価を7円73円、14条で選挙用運動ポスター作成の公費負担の計算を定めております。 以上で内容と説明といたしますが、詳細につきましては、お目通しいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 次に、住民課長、金城幸人君。 ◎住民課長(金城幸人君) それでは、議案第28号の内容説明をいたします。 東村固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について。東村固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 改正理由につきましては、令和4年3月31日付の沖縄振興特別措置法の改正に伴う用語、文言、引用条文の修正及び固定資産税の免除期間の延長等の改正となっており、県の条例につきましても、6月議会で改正する予定となっていることから、その改正に併せて村条例も改正するものです。 具体的な内容につきましては、沖縄振興特別措置法に基づき、沖縄県から産業イノベーション促進計画の認定を受けた事業者は、その計画に基づいて、新たに取得した固定資産について、5年間の課税免除を受けることができるものとなっております。 なお、課税免除における市町村の減収額に当たる75%については、交付税の基礎財政額、基準財政額の算定から控除する方法により、補填するものとなっております。 それでは、各条項の主な改正内容について説明をいたします。 38ページをお開きください。東村固定資産税の課税免除に関する条例の一部を次のように改正する。 第2条第2号中の改正内容は、用語を修正したものとなっております。 第3条中の改正内容については、法改正に伴う文言の修正と引用されている法律の条項の修正及び免除期間を令和4年3月31日から令和7年3月31日に延長した改正内容となっております。 中段にあります第4条中の改正内容については、用語、文言、引用条文の修正及び免除期間の延長等を改正したものとなっております。 以上で、改正内容の説明といたします。なお、次ページから新旧対照表を明記しておりますので、各自御参照くださいますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(港川實登君) 内容説明が終わりました。 これより質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑はありませんか。(「なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第27号から議案第28号までを会議規則第39条の規定により、議長を除く議員全員で構成する条例審査特別委員会を設置し、これに付託、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 異議なしと認めます。したがって、条例審査特別委員会を設置し、これに付託審査することに決定しました。 これより、条例審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選をしていただきます。しばらく休憩します。                                               (14時56分) 再開します。                                        (14時58分) これから、議長諸般の報告を行います。 休憩中に、条例審査特別委員会を開催し、委員長及び副委員長の互選が行われました。その結果、委員長に5番、仲嶺眞文君、副委員長に3番、伊佐真次君が選出されております。 以上で、議長諸般の報告を終わります。 この際、お諮りします。 日程第13.議案第29号から日程第15.議案第31号までを一括して議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 「異議なし」と認めます。したがって、日程第13、議案第29号から日程第15、議案第31号までを一括して議題とすることに決定しました。 議案第29号から順に内容説明を求めます。総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) それでは、議案第29号令和4年度東村一般会計補正予算(第1号)について説明いたします。 42ページをお開きください。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,706万5,000円を追加して、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億6,113万3,000円となります。 次ページをお願いします。 主な歳入で、国庫支出金2,465万4,000円、県支出金2,077万6,000円、繰入金1,163万5,000円となっております。 次ページをお願いします。 主な歳出では、議会費107万8,000円、総務費2,879万円、民生費1,081万4,000円、衛生費755万7,000円、農林水産費1,610万9,000円、商工費9万5,000円の減、土木費191万6,000円、教育費452万6,000円、予備費1,300万円の減となっております。 歳入の主な内容を説明いたします。 48ページをお願いします。 衛生費、国庫負担金162万2,000円は、新型コロナウイルスワクチン関係になります。 下にまいりまして。 総務費、国庫補助金1,531万円の増額。衛生費、国庫補助金288万5,000円。民生費、国庫補助金が511万6,000円の増額であります。 次ページ、県補助金につきましては、総務費、県補助金で589万6,000円。農林水産費、補助金で1,457万4,000円。 下のページにいきまして、18款の1項財政調整繰入金で1,163万5,000円。 以上が歳入の主な内容です。 続きまして、歳出の主な内容の説明を行います。 歳出につきましては、初めに、4月の人事異動や3月の条例で可決されました期末手当の減額分など、人件費の補正が各課で補正されておりますので、各自で確認いただきたいと思います。 それでは、51ページをお開きください。 総務費、一般管理費の負担金及び交付金は、新型コロナウイルスに関わる住民税非課税世帯に対する臨時交付金で1,400万円の増額。 52ページ。 企画給料で555万1,000円の増。これにつきましては、2名の増員が決まっております。 53ページの企画費、負担金及び交付金は、先ほども申し上げましたが、地域活性化起業人派遣負担金としまして840万円の増額となっております。 54ページをお願いします。 下、下表の2款4項5目東村議会議員選挙としまして191万2,000円の増額。これは、本会議で提案しております東村議会議員選挙及び東村長選挙における選挙運動の公費負担に関する条例に関連する予算であります。 55ページをお開きください。 民生費、3款1項3目老人福祉費の委託料、東村老人福祉計画、介護保険事業計画につきましては215万6,000円の増額。 次のページをお願いします。 3款2項2目児童措置費、負担金補助金及び交付金で、子育て世帯生活支援特別給付金で375万円の増額。 次ページ、57ページ。 衛生費、4款1項2目予防費の委託料は、新型コロナウイルスワクチン予防接種なので405万7,000円を計上しております。 次ページ、58ページ。 6款1項2目農業総務費の負担金及び交付金で、農林水産物条件不利性解消事業で1,000万円の増額をしております。 次ページ、赤土流出防止対策費で457万4,000円の増額になります。 飛びまして、63ページをお開きください。 10款2項1目学校管理費の報償費481万5,000円の増額。12節委託料が261万4,000円の増額となっております。 65ページをお開きください。 10款4項1目幼稚園費、職員手当につきましては、当初予算で計上の余りがありましたので392万円を含む399万3,000円の減額となっております。 最後に、68ページの予備費につきましては1,300万円の減額となっております。 ここまでを内容説明といたしますが、詳細については各自でお目通しをお願いいたします。 以上です。 ○議長(港川實登君) 次に、福祉保健課長、平田尚樹君。 ◎福祉保健課長(平田尚樹君) それでは、議案第30号の内容説明を行います。 議案書のページは70ページとなっております。 令和4年度東村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによる。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ108万3,000円を増額して、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億6,861万8,000円とする。 今回の補正予算の主な内容は、職員の人事異動に伴う人件費の増額となっております。 詳細につきましては、76ページを各自で御覧いただきたいと思います。 簡単ではございますが、以上で内容説明といたします。 ○議長(港川實登君) 内容説明が終わりました。 次に、建設環境課長、上原朝文君。 ◎建設環境課長(上原朝文君) 議案第31号について内容説明を行います。 令和4年度東村簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)になります。 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ194万7,000円を追加して、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,413万3,000円とするということになっております。 次のページになります。 79ページ、歳入です。 194万7,000円。これは他会計繰入金ということでございます。 次のページです。歳出です。 簡易水道事業の総務費におきましては、人件費の削減と計画の見直しによる評価委員の選任ということで、過不足を合わせて2万2,000円の増額補正。 それと、簡易水道事業におきましては192万5,000円の増額となっています。 詳細は、84ページをお開きください。 一般管理費におきまして、報酬として3万円の増額、これが計画の策定の評価委員の報酬ということになっています。 あと、下の3節につきましては、職員手当ということで、条例改正による減額の補正ということで、マイナス4万1,000円ということです。 あと、旅費3万3,000円。この評価委員の費用弁償ということで、3万3,000円を計上しております。 続きまして、下のほうです。 施設管理費におきまして192万5,000円の修繕費ということで計上しているところです。これは、川田浄水場の送水用ポンプについています吐出し弁の修繕ということであります。現在、児童開閉ができない状況になっておりまして、ポンプ自体が使われなくなっているということがありますので、開閉弁の取替えに60万円。それと、高江配水池の配線の補修ということで、現在、三層の線が走っているんですけれども、それを単層に変えて、機器の処分まで行いたいということで115万円を計上しております。 以上で内容説明といたします。 ○議長(港川實登君) 内容説明が終わりました。 これより質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑はありませんか。2番、宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 委員会がありますから詳しくは委員会のほうでお聞きをしたいんですけど、企画の中で、行政報告にもありましたけど、地域活性化起業人派遣負担金ということで、内容を見ましたら、大都市圏から2人の民間人を派遣してもらってということのようですけど、派遣先がもう決まっているのか、そういう調整を進めていらっしゃるのか。それと、観光だけの運用なのか、それとも村の全体的な運用を考えているのか、その辺をおきかせください。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、又吉一樹君。 ◎企画観光課長(又吉一樹君) ただいまの質問にお答えいたします。 派遣先は、東村ふるさと振興株式会社と東村観光推進協議会の2か所に1人ずつを予定しております。それぞれの2つの組織につきましては、会社あるいはNPOのことだけじゃなくて、東村の観光あるいは東村の物産とかも担っていることでありますので、その2か所に派遣しまして、村内の波及効果も高めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 2番、宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 大企業から派遣していただくという、要するにこれから求めると思うんですけど、担当地域だけ、東京なのか、それとも、大阪なのか、派遣元というか、その辺もある程度見通しはついているのか伺います。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、又吉一樹君。 ◎企画観光課長(又吉一樹君) 地域活性化起業人制度につきましては、総務省が推奨している事業でありまして、総務省のほうで、こういった人材が欲しいですというのを各市町村が掲載しているページもあるんですけども、東村としましては、大手の旅行会社のほうと調整をしておりまして、そこから2名の派遣をお願いしているところでございます。 以上です。 ○議長(港川實登君) ほかの質疑はありませんか。(「なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第29号から議案第31号までを、会議規則第39条の規定により、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり) ○議長(港川實登君) 「異議なし」と認めます。したがって、予算審査特別委員会を設置し、これに付託審査することに決定しました。 これより、予算審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選をしていただきます。 休憩します。                                        (15時15分) 再開します。                                        (15時17分) これから、議長諸般の報告を行います。 休憩中に、予算審査特別委員会を開催し、委員長及び副委員長の互選が行われました。その結果、委員長に6番、神谷牧夫君、副委員長に2番、宮城準君が選出されております。 以上で、議長諸般の報告を終わります。 日程第16.同意第2号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 内容説明を求めます。総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 85ページをお開きください。 同意第2号固定資産評価審査委員会委員の選任については、任期満了に伴い、新たに選任する必要があるので、地方税法第423号第3項の規定により、本案を提出し、議会の同意を求めるものであります。 住所、東村字川田588番地、氏名、金城一富、生年、昭和38年。 以上で、内容説明といたしますが、詳細は各自でお目通しください。 ○議長(港川實登君) 内容説明が終わりました。 日程第17.同意第3号東村監査委員の選任についてを議題とします。 内容説明を求めます。総務財政課長、宮田健次君。 ◎総務財政課長(宮田健次君) 87ページをお開きください。 同意第3号東村監査委員の選任について。 東村監査委員に次の者を選任したいので、議会の同意を求める。 住所、東村字慶佐次513番地41、氏名、又吉悟志、生年、昭和29年。 地方自治法第196条第1項の規定により、同意を求めるものであります。 以上で、内容説明といたしますが、詳細は各自でお目通しください。 以上です。 ○議長(港川實登君) 内容説明が終わりました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 なお、6月15日に予算審査特別委員会及び条例審査特別委員会を行いますので、御参集ください。 次の会議は、6月17日金曜日午前10時に会議を開きます。 本日はこれにて散会します。御苦労さまでした。                        (15時21分)...